皆さんこんにちは!「2019年度末ブログリレー」(っていうらしい、この企画)二番手のさくさんです。

今年度卒業する団員がラストブログを順番に書いていく今回のリレー。どんなエモいこと書いてやろうかなって、無い頭でアイデアをひねりだそうとしてたんですよ。そしたらトップバッターのケーシィが予想の斜め上を行くユニークなブログを書きやがったじゃないですか。困惑していたらだいぶ日があいてしまいました。

あいつの顔をバスドラムにしてドコドコ打ち鳴らしてやりたい。

 

 

まあそんな与太話は置いておいて、私は卒業生らしい(?)ブログを書こうと思います。

 

 

劇団ダダンは私にとってとても居心地のいい場所でした。

個性が強い変わり者がいっぱいいて、演劇だけに限らず何かに強くて熱い気持ちを持ってる人が多くて。

だからこそ、どんな人間でも受け入れてくれる懐の広さがあって。

根暗でコミュ障なくせに思ったことをストレートに発言してしまう、なかなか友だちの増えない性格の私でもいつのまにか馴染めてしまいました。

 

そんな場所で、たぶん人生で初めて心から夢中になれるものと出会いました。もちろん「演劇」です。

以前のブログでも書きましたが、観るほうは前から好きだったんです。でも、作る側の楽しさ・苦労・奥深さetc.を知ることができたのはダダンに入ったから。そして裏方志望で入団した私が「演技をすること」に挑戦しようと思えたのは、舞台上で輝く先輩方の姿を見たから。脚本を書こうと思ったのは、自分の書いた物語を演じてほしい・作り上げてほしいと思える才能あふれる団員がたくさんいたから。

 

 

うん。

結局言いたいことは、ダダンで出会えた人たちはみんな素晴らしいし、彼ら彼女らとの出会いは私の一生の宝物になるだろうなってこと。

今の私があるのは、

演劇の基礎のみならず、多くのことを(時には背中で)教えてくださった優しい先輩方

議論してぶつかり合ったり、抱きついたり抱きつかれたり。いろいろあったけど結局一緒にいるとなんか落ち着く同期たち

4年生もうっとうしがらずに受け入れてくれる、それぞれが個性と才能に溢れたかわいい後輩たち

劇団ダダンで出会えた全ての人たちのおかげだと思っています。普段は言葉にしないけど本当に感謝しています。

みんな大好きです。

本当は一人一人について書きたいけれど、えげつない長さになりそうなのでやめておきます。

 

さて、私たち卒業生は4月から各々の道を歩んでゆくわけですが、辛い時や落ち込んだ時、きっと何かしらの物語に心を動かされたり救われたりする瞬間があるだろうと思います。その物語が、後輩たちの作った劇団ダダンの演劇だといいな。

 

劇団ダダンでの4年間は、私の青春でした。

ありがとうございました。

このブログを読んでくださっている皆様、これからも劇団ダダンをよろしくお願いします。