前の大変素敵な(かつとてもかわいらしい♡ 頬をぱちんと叩く仕草が世界遺産でした。個人の見解です。)先輩であるリットンさんからバトンを受け継ぎました、椎名です。ブログ初めて!お久しぶり!という先輩がいる中でわたしは2ヶ月半ぶり5回目くらいの登場です。えっなんで?

 さて、肝心の本文ですが、もう10回は、書いては消し、書いては消し、を繰り返しています。さわりだけ書いても話が広がらなかったり、話が広がってもつまらなく思えたりして続かないんですよね。ということで10回のバトル(?)になんとか勝ち上がったこの話題で書きます。面白いかどうかは、知りません。

 実はいま脚本を書いています。(あー言っちゃったよ。これで完成させないといけなくなっちゃったよ。それくらいの圧が丁度いいとか今は思ってるんだろうけど、いつか後悔するぞ、君。あーあ言っちゃったよ。あーあ)

 今回の公演の脚本はとある先輩が書かれたものです。初めて読んだあと、物語を一本完成させるのは、とても尋常なことではないなあ……すごいなあ……としみじみ?思いました。自然と、今までよりもさらに真剣に向き合わないといけないな、と思い(別に今までが真剣じゃなかったわけではないですよ!)、だからでしょう、脚本について意見をくださいと言われたとき、自分で読み返して引くほどの量の文章を送ってしまいましたがその節は本当にごめんなさい。この脚本がすごい好きだからこそなんですよー!皆さん、めっちゃ面白いのでぜひ見に来てくださいね?

 話を戻すと、先輩の脚本を読んで思ったことの1つに「また書いてみたい」がありました。高校時代に何本か書きましたがパッとしたものではなく、ささやかな賞をいただいたものでさえも今読み返せば本当に稚拙。唯一納得できる点は登場人物の名付けだけ。過去の自分、名付けだけはいいセンスしてますね。

 だけど、それが、高校生の私が思ったこと、書きたいこと、書けることの精一杯だったのでしょう。心から稚拙なものだけれど、一本書き上げたその頃の私にとりあえず喝采を贈りたいと思います。

 そして、稚拙さに目眩を感じながら読み返すと、高校生の私がまざまざと心に浮かんでくるのです。今よりももっとお子ちゃまで、背伸びしていて、隙あらば寝ていて、でも、楽しく生きていました。部活が生きがいで、クラスも悪くなくて、たまに寄るパン屋さんが楽しみで……脚本に書かれていないことすら思い出せるくらいには、はっきりと。

 だから「また書いてみたい」と思ったのです。社会人になって読み返せば稚拙でしょう。でも、19歳、大学2年生の等身大の私が思っていることを、この日常を保存しておきたい。一本の物語を完成させるのは簡単なことではないけれど、ま、今の私ならできなくもなさそうかな、と。そう思って書くことにしました。

 ということで脚本を書いてます。面白いかどうかは分かりませんが、19歳の私を保存するために書くからその辺は不問かな。…………うーんやっぱ脚本書いてるなんて言って自分で自分の首締めるようなことしければよかった。やっぱ書いてないです。なんにも。え、取り消せない?

 次のブログ担当はとても人懐っこいハリーくんです。個人の見解ですが。

 ではでは良いお年を。2010年代もそろそろ終わりですって。


最近嬉しかったこと:ずっと欲しかった↓のペンケースを手に入れたこと!なんともいえない顔の鳩、かわいい。
     
2019年度卒業公演
「あの日の向こう側」
作:清水美里 演出:山岸栞理
会場:阿佐ヶ谷アルシェ

公演日程
2月7日(金)19:00~
2月8日(土)13:00~/19:00~
2月9日(日)13:00~/16:00~

チケット
一般:前売り1000円、当日1200円
学生:前売り800円、当日1000円
TUFS生:前売り700円、当日900円