石炭をば早や積み果てたところで遂に私のターンとなりました。

おはこんばんちは、鷗外です。いい加減漢字覚えてね?コロロロとりですよ。コメとりの方じゃないですからね。コロロロとり!ね、はい。コは逆向きだけど。

そんなことはどうでもよくて。「私と演劇」的なテーマでリレーブログ書くことになってまして。ずっとテイクオーバーゾーンでスタンバってたわけですけども。

いざバトンが渡されると書くことないですね。






ウケる。






まあなんか書かなきゃってね。いやあ皆さんこう、演劇となんやかんや関わりながら生きてきたみたいですけど、私正直全く演劇に思い入れないですからね!?



……今のはちょっとあれです、言葉の綾ってやつですはい。絞り出しますから、はい。





……ああ、ありますあります、絞り出ましたよ。一番搾りですよ。小学生の時の話です。

確か6年生の発表会の時ですね、主役やったんですよ。不本意ながら。

不本意ながら主役やるって、なかなかのもんだと思うんですけど、これにはマリアナ海溝より深い訳がありまして。

しかしまあ10,000メートルもブログ書くわけにはいきませんので簡潔に話します。

小学生の発表会を思い出してください。私たちには大きく分けて3種類の役割を与えられましたよね。主役級の人達。それ以外の普通の役の人達。そしてさらにそれ以外、演じるのではなく、演奏する人達です。

私は目立つのが好きではないので、勿論その他大勢側、鍵盤ハーモニカの人達に入ろうとしていました。しかし、しかしですよ。私には絶望的に楽器のセンスがなかったのです。何かのタイミングで、カスタネットを途中降板させられた実績も持ってるくらいですからね。1音しかないカスタネットがダメなのに、鍵盤ハーモニカなんて人生何周すれば弾けるようになるのかって話ですよ。そんなだからその他大勢にいては逆に目立ってしまう。それに気付いたのが小学校中学年。

それならばと次に狙ったのは普通の役、まあチョイ役みたいな所。鍵盤ハーモニカ引退の翌年の役はアクロバット星人。名前こそインパクトの塊ですけども、実際はステージ上で跳び箱飛んで側転とかするだけ。出番はすぐに終わった。神。

事件が起こったのは翌年でした。アクロバット星人に味をしめた鷗外(10)は、またもやチョイ役を狙います。その年は主役以外なら何でもよさそうな感じで、主役は埋まっていたので、残ったのでいいよ、と余裕をかましていました。さて、回ってきた役は青の妖精。全身白タイツの。





全身白タイツの。





本気で仮病考えましたよ。全身白タイツに青いとんがり帽被って、なーにが青の妖精だよ!!根本的な見直しを要請したいわ!!ってもうほんとに死にたくなりましたね。それでも心を殺して青の妖精演じ切って、地獄を乗り切ったと思ったら写真が廊下とかに掲示されるやつで晒されるというセカンドトラップ。客観的に見える分余計恥ずかしい。写真が張り出された次の日ガチで熱出ましたもん。

そして翌年、私は主役と相成りました。鍵盤ハーモニカは来来来世だし、白タイツはもう御免、となれば必然主役以外の選択肢はない訳です。なんの迷いもなく演じました。歓声に耳を塞げば1人だけ外れた音が聞こえるし、客の視線に目を閉じればあの白タイツが目蓋に浮かぶのです。そりゃ、どう演じても比較対象がいない、かつまともな恰好の役を演じますよ。その年のチョイ役の魔法使いの衣装が恰好いいと判明した時は心が折れかけましたが、それでも鷗外は頑張りました。発表会が終わったあと、9度以上の熱を出しました。

こういう経緯もあって、私は現在裏方オンリーで活動しています。こないだはなんか木にされましたけど。

お、なんかテーマ回収したんじゃないですか?なんかいい感じにまとまったんじゃないですか?

あ、ブログのタイトルですけど特に意味はないです。私の姫様はジュペッタちゃんただ1人ですよ。増田さん、剣盾に出してくださいお願いします何でもしますから。


さてと、では最後に近況報告。私の大学での研究テーマは学食のシンプルラーメンを最も美味しく食べる方法なんですけど、現在までの暫定1位はイタリアンドレッシングですね。デフォルトのシンプルラーメンに足りない油分を足せる他、肉エキスが旨味をプラスし、且つ何より嬉しいのが具材が入ることですね。ベーコン美味い。イタリアンの風味が加わって食べやすさもup。ぜひお試しあれ。安く済むよ。

さて、アンダーハンドパスでバトンタッチ致しますはハリーくんでございます。こんなゴミよりも断然面白いエピソードがキレッキレの語り口で繰り出されることでしょう。ええ。間違いない。

ああ、白タイツの衣装でいこうとか言い出したあの先生の顔思い出してきた。今まで忘れてたのに。

されど我脳裡に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり。