こんばんは,気づいたら3年生になっていた上に新歓公演演出まで担当していたマロニエです。

ついに明日は本番!「ブログ書いてる時間があるならフィードバックよこせヨ!」と役者には言われそうですが…まあいいの(^^)b

本当はもっとブログを書きたかったのにとてつもなく忙しかったから中々更新できなかったのです。もっとダダンのことお伝えしたかったよう´;ω;`

だから久しぶりに書きたいことを書こう,ということで…

 

今日は昨年,2016年度の公演を個人的な感想とともに振り返ってみます。ちゃっちゃら~ん

 

 

 

 

新歓公演『演劇ロボット』
作・露希千夜 演出 前田祐作

サークルとしての条件すら満たせない弱小演劇部のちょっとしたエピソード。
新入部員として連れて来られたロボットに面くらいながらもとりあえず新歓公演の準備を進める部員たち。しかし,皆の過去と本当の想いがぶつかり険悪な雰囲気が強まっていく…。

胸が締め付けられるような話でしたが登場人物たちが限りなく愛おしく,印象に残っている作品です。劇団ながぐつが少しでも長く続くといいな。




演劇祭『家族』


いつからかは存じ上げませんが毎年恒例になった短編オムニバス。『家族』というタイトルはついていますが別に家族にまつわる話は一つか二つしかないです。見たら「そういうことかーい!」ってなります。

 

至らない点も多かったけどこの公演だけで事務仕事もかなりできるようになりました。





本公演『(前衛的な,あまりに前衛的な)僕たちの演劇は,始まらない』
作・駒井健彌 演出・丹羽勇介

新歓公演に引き続き演劇サークルの話。でも内輪ネタがちょくちょく入っている前回とは真逆に,今回は共感できる要素が一切なし!

本筋は演劇と全然関係ありません。じゃあ何かと申しますと,演劇サークルで繰り広げられるアホでクズな人たちの,笑えるけどヤバい大騒動です。しかしアホな展開とは対照的に構造は秀逸。この70分自体が〇〇だった。私があの役を演じていたのもそのためだったんですよー。

 




外語祭有志公演『いつだって窓際であたしたち』
脚本提供・三浦直之(ロロ) 協力・ロロ 演出・池田圭

高校演劇のために作られた高校生の物語。これといった出来事は起こらないけど等身大の高校生をみずみずしく描いています。小道具の携帯電話から実際に音を流す演出も。

「いつ高」シリーズは今年3月にVol.4まで上演されました。

 

私は外語祭に合わせVol.3を観にいったのですが開場と開演の時間を間違えた上にチケットがすぐ出て来なくて…主催の三浦様もまさかあれがダダンの代表だとは思わなかったでしょう。

 

 

 

 

オムニバス公演『この星のどこかで』

構成・林沙羅

本当はオールナイトしたくない修学旅行生,「ニンゲン」を模索するロボット,球拾いにいそしむ宇宙人…など,物語は自由・キャラクターの幅は種族を超え,うっかりどこかでつながってしまうような不思議なお話。しかし彼らのせいで地球が滅ぼされてしまうんだからこっちはたまったもんじゃないですよ。

 

 2学年以上離れた先輩と共演した最初で最後の演目もあり,終演後もたまにふられることがあります。一部の団員にとって私のイメージは「くじらちゃん」になっちゃってますね。まーるかいてちょん♪

 

 


新人公演『ネイム』
作・片田くるみ(演劇ユニット なつがくる) 演出・山岸栞理

 互いの幸せを想うがため事故に遭ったとき真逆の行動をとった大学生二人は異世界に連れていかれ,願いを叶えられるシステムの中で現実と,やがて互いの気持ちと向き合います。逃げないこと,正直になること,受け入れること,本当に大切なのは…。

 

 ちょっと嬉しかったのは,初日にいらした親子連れが「良かったから」ということで翌日家族を増やしてもう一度観に来てくださったことです。普段,それも小さな子どもを持つ方の評価をいただくことがあまりないので感激いたしました。多磨ならではです。

 

 


卒業公演『日本の大人』
作・柴幸男 演出・池田圭

 「卒業」「再演」という単語ゆえに変化・成長を感じられる演出にしなくてはいけないのが難しかったのではないでしょうか。

しかし結果としては初演よりだいぶ面白い出来になりました。ツイッターでも評判が良く先輩方の技量を改めて見せつけられましたから。私たちはこれを超える作品を生み出さなくてはならないのですね。

 

でも大人になるってどういうことなのか,それは未だにわからないままです。

くまのさんにきいたらわかるかな?

 

 

☆☆☆

 

う~ん,時間が無くて上手に書けなかった。

でも2016年度の公演が例外なくすべて好きなのは本当です。2015年度も楽しかったけど,2016年度はもっと充実していました。出演回数が増えたこともありますがやはり「責任」を負う事が増えてその分自由度も上がったからかな。

 

 

2017年度は更に進化したい!そのためには明日からの2日間が超重要です。いや~色んな意味でドキドキします。

自信はあると言えばあるしないと言えばない…それってないってことじゃない(--;)

とにかく,どんな状況でも本番だけは楽しみでした。今も早くお客様の反応がみたいです。

 

 

 

 

新入生の皆さん,私たちと「ワクワク」を共有しましょう。お会いできることを楽しみにしております。

それではまた明日!大集会室にて!

 

 

 

 

 

 


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2017年度劇団ダダン新歓公演
「HOT SPOT!!」
作・演出:新宅涼
 

5月1日(月),5月2日(火) 18:00~

30分前開場


@東京外国語大学 大学会館大集会室

予約不要,入場無料