初めまして、今作品の脚本家です。

突然ですが、今作品の”前衛的な、あまりに前衛的な”というフレーズ、みなさん一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。そう、実はタイトルにある"人間的な、あまりに人間的な"というニーチェの作品をパロっています。

ニッチェじゃないですよ。ニーチェです。

今回書くにあたり、まぁ当然ながらパロディ元も読んでおこうと思い、頑張って読もうとしたんですが、まぁ内容が難解で、15分くらいすると脳が疲れたためラーメン二郎に向かい、小ラーメンをニンニクヤサイアブラで頼みました。それきり読んでないです。ごめんなさいニーチェ。

ですから、"人間的な、あまりに人間的な"と内容での関連はほとんど無いのですが、人間的、というのは今作でのある種テーマのようになっており、作中の登場人物たちは良くも悪くも人間的です。もし、来場して観劇される時には、人間的、ということを頭の片隅に置いて観ていただければ、より楽しんでいただけるのではないでしょうか。

ぜひご来場ください。