こんばんは,劇団ダダンです。
一昨日,昨日の二日間にわたり上演した演劇祭「家族」は無事に終演いたしました。ご来場くださったお客様,ご声援をくださった皆様,ありがとうございます。




6月23日



6月24日

今回はエピローグとして「家族」という作品を上演させていただきましたがいかがだったでしょうか。暖かな心の交流を描いた作品ではなく,ドロドロした確執を表現した作品でもなく,どこかの世界にいるかもしれない,いるわけがない,いたらそれはそれで面白い家族の在り方を考えてみました(上手く逃げた感)。例え一個の人物(ヒトとは限らない)でもいくつもの文脈の中で生きていて,それぞれに少し違う世界を生きているんだな,それが切ない時もあるし救いになることもあるんだな,と思ったのが今回複数の話に登場する役を見て,そして複数の演目に出演する役者を見て思ったことです。(上手く逃げた感,そもそも上手くない)

一年生は昇竜門作品に劣らない出来栄えを見せてくれました。先輩がいなくとも自主稽古を繰り返し,アドバイスを自分のものにしてどんどん改善されていく姿は早くから頼もしかったです。二回生以上は個性が強い。脚本の解釈とか,独自性が見えてなるほどと頷いたものです。あと,いろんな意味で「嘘でしょ!?」と思わせてくれた諸々の人々,ありがとうございます。とても楽しかったです。



さて,次回公演は9,10月の本公演を予定しております。
会場は阿佐ヶ谷アルシェです。ぜひお越しください。