新入生のみなさん、はじめまして。
フランス語科4年の林です。
ダダンでは舞台美術や役者をしています。
突然ですが、最近大声をあげて笑ったことはなんですか?
これ、先日の面接で聞かれたことです。
あ、私、就活やってます。
サークルの同期が牛の物真似をして、そのときの顔がすごかった話する?
後輩が気絶する演技に熱をあげすぎて、陸に上がった魚のようにピクピクしてみせた話する?
初対面の人にその面白さを伝えるのは本当に難しい。面白みを説明すると笑いからは遠ざかってしまう。
演劇では、「面白い」をいろんな方法で表現することができます。自分が面白いと思うものをやってみせて、客席から笑いが起こると、とても嬉しいものです。
さて、でも舞台ってどうやって作られるのだろう?
人を泣かせたり、笑わせたり、ハラハラさせたり、感動させたり、どうやってそんなものを一から作ってるんだろう?
そんな好奇心だけで、私は劇団ダダンの体験稽古に足を運びました。
そして、先輩方のアットホームな雰囲気の虜になって、演劇に夢中になっているうちに、最高学年になっていました。あらら。
舞台を作るのがどんな感じなのか、ぜひ体験稽古へ!と言いたいところですが、いきなり行くのも勇気がいる…という方へ。
先月終わったばかりの新人公演『銀のお皿にたくあんを』が出来るまでをちょこっと載せてみます。
一月半ばの初稽古。
配役を決めるために役者候補で読みあわせをしています。
配役が決まり、台本をもって立ち稽古中。
役者やスタッフ、演出が話し合って動きを詰めていきます。
動きだけではなく、表情も大切。
時には、夢の国に行ったりします。
台詞が頭に入って台本が外れました。
通し稽古の様子。
舞台も、みんなで作ります。
まだまだ寒い、二月某日。
ここから、会場となる小劇場アルシェでの仕込み作業!
何もなかったところに部屋を作っちゃいました。
照明も、自分たちの手でつけていきます。
出来上がった舞台で、役者の稽古もラストスパート。
そして、ついに、沢山のスタッフに見守られて……
本番前恒例の、円陣コール!
そして、お客様を迎え、幕が上がります。
どうでしょうか?
少しはイメージが沸いたでしょうか?
舞台ができるまで、ここでは紹介しきれなかった役職もたくさんあります。予算管理、チラシ作成、劇場のタイムマネジメント、衣裳や小道具製作、音響や照明チェック……
ダダンでは、何でもできます。
少しでも迷っていたら、ぜひ4月2日(土)の外新歓のブースや毎週火・金放課後の体験稽古(5限後17:30~講義棟入り口に集合)へいらしてください!
経験不問、誰でも大歓迎です。
心よりお待ちしております!
さりー