9月17日団長「遠山の金さん~桜吹雪と葵の御紋~」本番日誌
ども!
団長だ!
生きてるのが嫌になるほどの猛暑も、いつのまにやらハンガーに薄手の上着。
涼し~!
涼しいなぁ~!
こりゃもう猛涼だ、猛涼!
今年の秋はうだるほどの猛涼だ!
さて秋といえば栗。
栗は英語でなんですか?
うんうん、「マロン」ですか。
ブッブー!
「マロン」はフランス語でしたー!
ちなみに英語で栗は
知りませーん!
さて、マロンもいいけど俺達のロマン、演劇についてブログ書きまっせ!マロングラッセ!
いよいよ敬老会余興芝居の本番でやんす。
場所は加東市の旧滝野町にある高岡地区。
滝野の工業団地からシュッと行ってピャッと曲がってそのままクィッな場所。
時は2013年!
敬老会で余興してほしいと頼まれ、初めてシーブで時代劇を上演したのがここ高岡。
つまり、敬老会余興芝居始まりの地!
今年で6年連続、毎年のご依頼ありがとうございます。
今年の時代劇はニセの水戸黄門になりすまし人々を騙す悪者を遠山の金さんが懲らしめる、といった内容。
いつか水戸黄門と金さんが共演する芝居をやってみたいと思ってましたけど、なかなか筋書きが思い浮かばず。
今回水戸黄門をニセモノの敵役にすることで、共演の夢が叶いました。
ゴジラが「ジラース」という怪獣になってウルトラマンと共演したあの方法ですね。
↑
わかるか!
そして今回、のんちゃんも書いてましたけど新たな試み。
慢性的なメンバー不足の劇団シーブ。
足らんものをどう補う、っていう問題。
出た答えは
現地調達。
地元の方にお願いして参加してもらうというやり方。
メンバーも一瞬だが増える上に、知った顔が出れば会場も盛り上がるというメリットも。
とはいえ本番前に軽く打合せをするだけの、ほぼぶっつけ本番。
絡む役者がうまくアドリブでアシストやエスコートしなきゃならないというリスクあり。
まぁリスクも転ずればスキルアップの為の試練!
とはいえ一体どうなるか不安のまま本番スタート!
この高岡で参加して下さった2名の年配のおじさん。
1人は悪者の子分、もう1人は町娘のおっかさん役をやって頂きましたが
大変ノリがいい!
年配の方独特のユーモアといいいますか味といいますか。
こちらがお願いした以上の事をやって下さる。
決められた段取りをこなすのはもちろん、シーンに合わせたリアクションや表情もしっかりと。
アドリブもちょこちょこ挟んだりして。
お二人とも元来ノリが良い人柄なのでしょうが、
「毎年芝居してくれてるんやから、わしもこれぐらいやらんと」
という義理というか恩義というか、そういう心意気を感じました。
団員も頑張ってセリフをふったりエスコートしてました。
アドリブで一生懸命しゃべってくれた悪者おじさんに対して
「こいつまだ新人で、おもしれぇこと言えねぇんだよ!」
と浴びせた雪乃は鬼でしたけど。
全く打合せ無しでの、金さん扮する私と悪者おじさんの殺陣シーンもありましてね。
短刀で襲いかかる悪者おじさん!
とりあえず受け止め!
そしてノープランの力比べ!
やがて観客に向けての私のアドリブ
「ここは練習してねーんだ!」
ウケたわ~。
↑
自画自賛。
というわけで、地元の方の奮闘のおかげで公演は無事終了しました。
顔にキズを描かれようが婆さんカツラに着物を着て女役をやってもらおうが一言の文句も言わず、要求以上の事をして下さったお二人に心底感謝します!
おじさん2人は素晴らしかったですが、肝心の我らシーブの方はと言いますと。
ちょっとミスが多かったですな。
それに後でビデオ確認しましたけども、全体的に役者の感情が浅くて淡泊な薄味。
煮詰める時間が短すぎましたな。
稽古場での時間の使い方。
子どもがいながら芝居に集中できる稽古方法。
効率の良い稽古の進め方。
そういった工夫をさらに考えていく事が大事ですな。
とはいえ、決してめちゃめちゃ出来が悪かったわけじゃなし。
なんとかみんなで協力して芝居を一本作る事がでいきました。
問題点は改善の種!
みんなが楽しめた上で完成度も高い芝居の作り方を考えていきます!
次回11月3日。
加東市の旧滝野町河高地区。
楽しんでいきましょー!
そして、ベルディーホール演劇セミナー公演にシーブ団員多数出演します!
詳細はまた書きます!
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劇団シーブからのお知らせ
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見学者も大歓迎です!!
次の稽古日は10月13日(土)です!
詳しくは劇団ホームページでぜひご確認ください!