2023年になりましたね。ブログを発見したので書いてみます。部長のサーマンという者です。

 

コロナ禍により、所属していた先輩方が抜け、ブログのみがある状態になっていました。

所属人数は11人になりました。みなでワイワイ楽しくやっております。いつでも新入部員大歓迎です!!

 

23日の16時から舞台『遭遇』を上演します。場所は以徳館201です。なのでこれを書いているのは前日です。

今回の私は照明音響演出担当です。照明音響がこんなに大変だったなんて……!!毎回クタクタです。

舞台演出による、完全オリジナルの脚本です。見に来てくださいね~~~!!!

 

 

 

さて、久しぶりのブログがこれだけでは味気ない。ということで最近読んだ本の話でもしましょう。

ジョージ・オーウェルの『動物農場』ってご存知でしょうか。動物による動物のための動物の農場を描いた風刺小説です。ネタバレ回避のため、詳細の明言は避けますが、やはりユートピアを作ろうとすると、そこには圧倒的支配者が生まれてくるものなのでしょうか。それにしても書いた当時はバッシングされなかったのでしょうか。人間は主役でなく、動物に今までの支配者や英雄の面影をちらつかせます。

私が読んだのは角川文庫版です。表紙は異なりますがね。

 

 

これは短編集なのですが、個人的にはこの中に入っている『絞首刑』という物語の方が好きです。退廃的な雰囲気がありますし、なにより「人間ってこういうもんだよな……」となれるからです。

 

私ってディストピア作品が大好きでしてね、ジョージ・オーウェルには『1984』から入ったクチなのですが、ガツンと(私の)精神的にくる小説が多いです。

『1984』についても話したいです。これはね、第三章はつらいのである程度覚悟して読むべきですよ。しかしビッグブラザーもうまいことやりますよね。国家の統制は、確かにこれが一番理想なのかもしれないですね……。つまるところ、恐怖政治って一番楽なのですよね。

主人公が叛逆するというのは有名な話ですが、この世の中、一筋縄ではいきません……。

私は巻末の「ニュースピークの諸原理」が好きです。単に言語の説明をしているだけではなく、もう一つの意味があるのですが、まぁそれは読んでからのお楽しみです。

ニュースピークのお勉強も楽しい。

 

長くなってしまいました。今回はここまで。次回はいつでしょうか?不定期更新です。気がついたら更新します。

それではさようなら~~!!!