みなさんこんにちは
鰯田です。
皆様はいかがお過ごしですか。
私は就活の真っ最中です。
助けてください。
さてそんな私ですが就活が激化する前に部員とやってみたい事があったので、やってみました。
参加してくれた部員は以下の部員です。
伊吹・・・部長、最近色々とあった
華空・・・料理が上手い、顔が良い
ひらやま・ポケモンが好き。ノリが良い
しん・・・ポーカーフェイス
あきひさ・男子高校生みたいな会話を筆者と
よくする
鰯田・・・将来が不安
以上のメンバーです。
何をやるかはタイトルを見てわかる通り
リレー形式で脚本を書こう!
です。
ルールは以下の通り
・制限時間は5分
・時間がたったらキリの良い所でやめる
・話がとっちらからない
(※最後のは守れてないので今回は悪い例だと思ってください)
順番は以下の通りです。
鰯田
↓
しん
↓
華空
↓
ひらやま
↓
伊吹
↓
あきひさ
この順番で三周して最後に言い出しっぺである私が最後を締めるという形です。
やってみてわかった事
・話を展開する先輩、それをつなげる後輩
・書いてる人以外は暇
・暇な時は料理の話で盛り上がる
・脚本を書いた事がない人でもそれなりに書ける
でした。
それでは完成品をここに載っけます。
皆様もやってみてください!
それでは
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広島 「よーし、みんな集まったか!」
岩手 「・・・はい」
福島 「うっす!」
広島 「2人。相変わらず少ないな」
福島 「はいっす!他の部員は全員休みっす」
広島 「この部には何人の部員がいた?」
岩手 「・・・えっと・・・46人ですね・・・。」
福島 「もう1人くらいいませんでしたっけ?」
広島 「そんなにいたのに今日は3人か?」
広島「・・・。」
福島「どうしたんですか」
岩手「どうしたんですか」
広島「・・・・・・・・・。」
福島「どうしたんですか」
岩手「どうしたんですか」
福島「悲しいときー」
岩手「彼女に振られたのが後輩にばれたときー」
福島「苦しいときー」
岩手「実は部員のほとんどに嫌われててそのせいでみんな来ないことを後輩からばらされたときー」
広島「だー!うるせえおまえら!」
ふたり「ごめんなさい」
広島「実は俺かんがえてたことがあるんだ」
福島「考えてたこと?」
岩手「あんまり期待できねぇな」
福島「広島だからなぁ」
広島「なんだよ、二人して!あー、もういいよ。二人には絶対教えねぇ」
岩手「すねるなよ。で、考えてたことってなんだ」
福島「あー、気になる気になるなぁ」
広島「このー木なんの木気になる木・・・」
岩手「ごまかすなよ」
広島「はい、すいません」
福島「言わなくてもいい、君の考えてることなんてわかるから」
岩手「言ってみそ」
広島「味噌大好き」
岩手「は?」
福島「あ?」
広島「すいません、いやちょっとまて、バットをしまって」
福島「ったく、さっさと言えよまったく」
岩手「・・・もう7時ですよ・・・」
広島「7時!嘘!」
岩手「じゃ帰りまーす」
福島「ばいばーい」
広島「待って待って待って!」
岩手「何?」
広島「言う、言うから待って!」
福島「何を!」
広島 「実は俺みんなに隠してたけど、怪物なんだ」
二人 「何の?」
広島 「いや、怪物ってことには驚かないのかよ!」
福島 「いや~冗談だってわかってるし・・・ね?」
岩手 「ね?」
広島 「いや俺に『ね?』って言うなよ!ってか、う、嘘じゃねーし!」
岩手 「え~、今の広島さんの言動を見るに、嘘だということが証明できそうですが、どう考えますか福島さん」
福島「中継入りましたふくしまです。そうですね、広島さんの言うことは嘘とみるのが正解でしょう」
広島「もういいよ」
岩手「わー待ってほんとに聞くから」
福島「嘘つきは泥棒の始まりですよ!」
岩手「お前ちょっと黙れ!」
福島「いて!おまえなぐんなよ!」
広島「・・・おれさ、女の子の匂いをかぐと人の120倍の力が出せるんだ」
岩手「何言ってるんですか」
広島「ボディタッチも可」
福島「何言ってるんですか」
広島「嘘だと思うだろ!でも俺はそうなんだよ、昔から」
岩手「……その力、使い道あんのか」
広島「……あるよ」
岩手「たとえば?」
広島「たとえば!?たとえばピンチの女の子を助けたり」
福島「いい子」
広島「ケガしてる女の子に120倍の力で絆創膏をはる」
岩手「それ逆に痛くしてるよね」
広島「スカートがめくれそうなときも120倍の速さと強さで助けてあげられる」
福島「女の子にしかつかわぇのかよ」
岩手「・・・ちからの使い方考えようよ」
広島「なんだよ!てめえら文句ばっか言いやがて!」
福島「あー・・・じゃあ、おれも実は言いたいことがあるんだけど」
岩手「・・・ぼくも」
広島「え、なになに」
岩手「実はおれ、女なんだ」
福島 「え、え!」
岩手 「今まで隠しててごめん」
福島 「なんで今まで黙ってたんだよ」
岩手 「ごめん。だってみんなの関係が壊れるのが怖くて」
福島 「何言ってんよ。それでも俺ら友達だろ!」
広島 「俺の時よりテンション違くない。てか高くない!」
福島 「じゃあ次俺の番ね」
広島 「おい!無視すんな!ってかみんなカミングアウトしてくじなの?これ」
岩手 「まあまあ落ち着けよ広島。また『広島だからなぁ』って言われるよ?」
広島「お前岩砕くぞてめえ」
福島「実は・・・・」
岩手「謎の緊張感」
広島「俺のアイデンティティがなくなる・・・」
福島「広島さんのこと・・・」
岩手「ちょっと、まて!」
広島「たーいむ!」
福島「なんだよ」
岩手「もう想像つくわよ」
広島「いや、うれしいよ?けどそれをいってしまったら・・・」
岩手「私たちの関係はほんとに終わると思うの・・・」
福島「いや今更だしそもそもまだ何も言ってないお前隠す気なくなったな」
広島「女設定」
岩手「だって、みんなさらけ出してるから」
福島「いいから聞いてくれ!本当に大事なことなんだ!広島あああああ!」
広島「名指しするな!!」
福島「転校するからもうお前らとは会えないんだ・・・」
広島「・・・えっ」
福島「岩手にはもう言ってあったんだけど」
広島「ちょ、まてよ。そんな流れじゃなかっただろ」
岩手「お前まだ言ってたのかよ」
福島「やっぱりなかなか言い出せなくて」
岩手「どこの学校に行くの」
福島「親父が広島に転勤になって」
広島「親父さん、なんの仕事してたっけ」
福島「エンターテイナー」
岩手「なんの」
福島「よく知らないんだけど、謎の怪力もちで有名らしいよ」
広島「なんだそのふわっとした設定」
福島「だから、さ、もう・・」
岩手「・・・そっか」
広島「・・・」
福島「もう、いいだろ?広島」
広島「え?それってどういう意味だよ」
岩手「・・・」
福島「・・・家に帰ろうよ」
広島「・・・は?」
岩手「福島の言うとおりだ。」
広島「福島の言うとおりなのか」
福島「福島の言うとおりだと思う」
広島「いや、そこは自信持てよ」
福島「そうだね。もう限界だね」
岩手「・・・また、明日会えるかな」
福島「会えないよ。もう転勤だから。」
岩手「転勤か」
広島「転勤なの?」
福島「転勤かも知れない」
広島「わからないの」
福島「私はわかる。転勤する事」
広島「俺が能力者だという事も」
岩手「私は何だろう」
福島「誰っすかね」
広島「知ってるつもり?」
岩手「さぁ」
福島「そう、最初からわからない」
広島「空も」
岩手「海も」
福島「夕日も」
広島「あの子猫も」
岩手「あの歌詞の意味も」
福島「あのキャラクターも」
広島「あの癖も」
岩手「わからない」
広島「なんで」
福島「なんでだろう」
岩手「わからないんだ」
福島「親の顔も」
広島「君の名前も」
岩手「あの告白も」
福島「なにかがおかしい」
広島「おかしい!おかしい!」
岩手「笑っちゃうね」
三人「あはははははははははははは」
広島「羊だ!」
岩手「帰らなきゃ」
福島「逃げなきゃ」
広島「解散!」
三人「了解!」