ボツネタの墓場 | 劇団ダイヤモンド★ブログ

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劇団ダイヤモンド公演情報などお知らせいたします♪

ゴールデン・ウィーク、いかがお過ごしでしょうか?

僕は、かなり暇しています・・・。みつるです。



と、いうことで、

ダイヤモンドのボツネタを紹介していきます。



第一回公演から、

毎回、僕の一押しのアイディアはことごとく、ボツになり、



滑り止めの案ばっかりが上演されてきました。

でも、いま冷静に考えると、ボツになったのにはそれなりの理由があるなぁ~。

なので、

ボツになったネタはもうお目見えすることは無いと思いますので、

ここを墓場とします。




第一回目は、

スパイが主役の話を考えていました。


あらすじは、

日本のとある研究室で、世界的に重要な研究をしていて、

アメリカと中国のスパイが潜り込んで来て、

暗躍をする中で、

研究員たちの悲喜こもごも、恋愛模様などが展開するという・・・。

ハッピーエンドにする予定でした。


ちょっと面白そうだな・・・。

でも、リアリティーが無さ過ぎますよね・・・。

でも、この仕組み?型は転用できるかな?

シリアスに悪が暗躍する中で、普段の生活を続ける人々。

どっかで使おう・・・。



第二回は、

コーネル・ウールリッチ(ウイリアム・アイリッシュ)原作の「黒の天使」を

勝手に落ちを変えて、台本にしようと考えていました。


あらすじは、

夫が愛人、殺しの罪で捕まって、

本妻が、真犯人を探し、夫を救うために、暗い世界に身を落としていき・・・。

原作が素晴らしいので、

これ以上は読んでください!



アイリッシュが中学の頃から大好きで、

「夜は千の目を持つ」や「幻の女」、「黒衣の花嫁」など、夢中で読みました。

「黒衣の花嫁」が特に好きで、これを台本にしたかったんですが、

ノルマのある、劇団には厳しいかと断念。

でも、アイリッシュのほかの作品は・・・

と、あらすじだけ読んだ「黒の天使」に惚れて、本を読む前にいろいろ案を練りました。

実際、読むと僕の思っていた内容とは違っていたので、

両方のいいところを混ぜてみようと・・・。


かなり、暗いお話になる予定でした。

どうやら僕は、コメディーより、どす黒い話の方が好きみたいです。




第三回は、

横溝正史「女王蜂」をやろうと・・・。


あらすじは・・・。

実はちゃんと読んでません・・・。

これもあらすじだけ読んで、面白そうだと、市川崑の映画版をレンタルしてきて見たんですが、

んん~・・・というところもあり、

自分なりに変えてみようかと・・・。


これも暗い話でした。

このときはヒーローが活躍する話をやりたくて、

30ページくらい書いたんですが、

劇団員の反応が・・・・そりゃあひどいもんでした・・・。


一応みんな気を使ってくれてましたが、

「こんな本やりたくね~」みたいなオーラが出まくりでした・・・。

ちょっと泣きました・・・。


この失敗から、もう、原作モノはやめよう!!

と、決心をつけました・・・たぶん・・・。

でも、ヒーローが活躍するのはやってみたいですね。

最後に謎をバッタバッタと斬っていく感じの推理を展開して。



第四回公演・・・。

どんなボツネタが生まれるか、楽しみです!!

っていうか、何の構想もありません!!

みんな、早く集まって、俺にアイディアと、やる気をください!!