オリックス2 0 0 0 1 0 1 0 0=4
巨 人1 0 0 1 0 0 0 0 0=2


8連敗ですか、ウーン勝てませんな。
悪循環が悪循環を呼び、点差は離れていなくても
追い込まれた気持ちになっていまう。
これが連敗中が呼ぶ罠なのでしょう。


こういうムードを打開するには、流れを変えるビッグプレーが
一番なのじゃろうが、その前に今のチームにはムードメーカーが
いないことが心配じゃ。


昔で言えば中畑さんのようなキャラクターがいれば、
ベンチのムードも変えられるのだろうが。
真面目なタイプが多すぎるのと外様の選手が多いの。
若大将をはじめ、ベンチの人間も生真面目タイプが多い。
(もちろん中畑さんが不真面目と言っているわけでなく、
逆にもの凄く真面目な方。役割を理解してそのキャラに徹していたと思う)


李もよく頑張っているが、やはり生え抜きの四番の存在がいないのも
大きな連敗の要因にあろう。
FA・逆指名制度で寄せ集め戦力になった巨人でも
2002年までは松井秀喜という核がいた。
しかも怪我に強く、常に出場してくれる生え抜き選手がいたからこそ、
巨人軍崩壊はかろうじて止まっていたように思う。
今のベンチ入りの野手陣を見る限り、高卒生え抜き野手は斉藤宜之と加藤健のみじゃ。


千葉ロッテでは6年目の青野選手が、プロ初HRを満塁弾で飾った。
ロッテも4年前までは開幕11連敗するようなチーム。
その11連敗中、当時ショートのレギュラーだった小坂が怪我をし、
上がってきたのが、当時2年目の青野や今江。
二人とも初めて飛んできた打球をファンブルしたり、
青野にいたっては、プロ初打席で全く投球についていけず三振し、
そのまま2軍行きとなったような選手。本当にひ弱かったぞ。
西岡や今江や青野。高卒の生え抜きが成長し、花が咲こうとしている。
こういう選手を順調に育てることが黄金期を作ることに繋がるのじゃろう。


巨人軍がこの十数年の行ってきたツケはすぐには解消は難しいし、
しかも勝ちながらそれを続けなくてはいけない球団。
厳しい条件だが、やりとげてもらいたいの。

とりあえず今日は開き直ってゲームに集中して欲しいぞよ。
打てなくても、打たれても、負けても命がとられるわけじゃない!