激★やす子です。
すっかり年が明けるまでブログ放置、ホンマすみません!
一発お笑いネタでも…と思うのですが、あいにくストックがなく。
だもので、新年早々、入院ネタでも書こうと思います。
実は、2019年の年末、やす子は人生初の入院&手術を体験しました!
そのせいで12月には忘年会もやれなかったし、年末の旅行もキャンセル。参った参った。
もちろん、ここで病気の話を書くのではなく、お金の話を書こうと思います。
「入院した時のお金はいくらかかる?」という、よくあるアレです。
まず、原則として私たちは公的な医療保険に加入しているので、医療費は一部負担で済むし、
さらに高額療養費制度というやつが使えます。
治療にかかった医療費が高額になったとしても、ひと月当たりに支払う金額には上限(所得に応じて違う)がある、
という制度です。
よく、100万円かかっても約8万円の自己負担で済みますよーと聞く、あれですね。
この制度を利用するには、いったん支払いをして、その後加入している健康保険にオーバーした分を請求する方法と、
入院する前に“限度額適用認定証”を申請して持参する方法があります。
この認定証があると、会計時に上限までの金額を支払うだけで済みます(病院からもそっちを勧められます)。
やす子は国保加入者なので、区役所の担当部署に出向いて手続きをしました
(ちなみに、申請書はネットからダウンロードできたので、家で書いて持参しました)。
その場ですぐにもらえ、細かく説明もしてくれました。
この制度については何度も原稿に書いていたのですが、自分で申請したのは初めて。
受け取った限度額適用認定証は数カ月間有効で、どこの病院でも使えることもわかりました。へー、です。
(とはいえ医療費が高額になる時しか使えませんよ・笑)
会社員の人は、勤務先に申請するか、直接協会けんぽなどに請求するか、確認してくださいね。
協会けんぽのHPによると、申請してから認定証が発送されるまでおよそ1週間かかるとあるので、
手続きは早めがいいですね。
さらに、民間の医療保険に加入している人は、こっちも先に連絡した方がいいでしょう。
保険金請求のために必要な書類を送ってくれます。
保険会社によっては、病院に所定の書類を提出し記入してもらう必要があるので、
それが入院時に手元にないと、退院後に提出のためだけにもう一度病院に出向かねばならないことも。
先にもらっておく方が二度手間にならないというわけです。
やす子が入っている保険は2つ。
うち1つは入院給付金と手術給付金が出、片方は手術給付金のみ。後者は数十年前に入った保険だったので、
約款を引っ張り出して読み込みました(笑)。
手術前はぴんぴんしていたので、こういう事務的なことは事前に済ませておこうと思いました。
これまで大病どころかインフルにもかかったことがない頑丈なタイプですが、
さすがに手術後に自分がどんな体調になるか、まったく想像がつかなかったせいもあります。
おっと、もっと肝心なことがあります。
先に「支払う医療費には上限がある」と書きましたが、これに含まれない費用があるのです。
例えば、病院で出される食事代は別。
また、一番厄介なのが「差額ベット代」です。
本来、入院のためのベットには利用料はかかりませんが、例えば個室を望んだり、大部屋があいていない場合に「有料のベッドでもいいです」と言えば、差額ベッド代が発生し、そのお金は医療費とは別にかかります。
高額療養費制度の対象にもなりません。まるっと自己負担です。
ただし、病院の都合で個室になる場合は払わなくてOK。
ここが、結構ツボなんですね。やす子も「大部屋希望」でしたが、「あいていない場合は…」と聞かれました。
多分、ここが分かれ目なのです。
まず「大部屋で有料ベットでもいいですか」と聞かれた時に
ついハイと言っちゃったんですね。1日6000円ぐらいだったし、短期入院だったし、入院給付金もあるしな、と。
しかし、次の「個室しかあいてない場合は…」という質問には、さすがに冷静になりました。
「お金かかるんですよね、それは困ります」とNO!
だって、数万円かかるんだもん、無理~!
でもこれ、難しいですよね。だって手術日は決まっていて絶対入院しなきゃいけないのに、
「部屋空いてない時は、こっちでいいですか?」と聞かれて、
「無料のベット以外はダメです!」と
言い張るのは、いくらケチなやす子でも難しい。
特に心身が弱っている時は難しい。
まあ、相手(病院)も商売なんですけどね。
少々長くなったので、前編はここまで。
今日のところは、この言葉だけ覚えておいてください。
「お金がかかるなら個室は困ります」
または「大部屋でも無料ベットでないと困ります」
さあリピートアフタミー!
さて、やす子は無事に大部屋に入院できたでしょうか??
(後編に続く)