ドラムデビューでアクシデント発生！

次男くん、ドラムデビュー

彼の舞台根性には
目を見張るものがあります


小学校の時、全校児童の前で
本を紹介する機会があり、
立候補したにも係わらず、
直前まで準備が終わらない

一生懸命やって終わらない
じゃないんですよ

準備をしないんですよ

どの本にする、とか

どんな内容にする、とか

先生も親もヤキモキ・・・


なのに、当日は先生がびっくりする
ほどの堂々と発表をしてしまう

一事が万事、そんな調子

でもね、それってどうなの？
「終わりよければ全てよし」
じゃないよね


そこに至る過程があるこそ
聴く人の心が揺さぶられるんじゃ？



今日は演奏中、思わぬアクシデントが

譜面台が壊れていて、演奏途中に
楽譜が見えなくなってしまったのです

そんなこととは知らず、
演奏を続ける部員たち


もちろん、聴衆も気づきません


そう、彼は、楽譜が見えない中、
リズムを刻み続けたのです


帰ってきて、開口一番
「楽譜が見えなくなっちゃってさ、
ちゃんと打てなかった。責任がさ・・・
みんな気づかなかった、よかったって
言ってくれたけどさ・・・」


いつも私には強気な子ですが、
凹んだ様子


懇親会で指導者の先生に相談したら

「譜面台のことは指導者の責任
その中で、彼は責任を果たしてくれた
演奏も、これまでの中で最高の出来


彼は大事な練習に出てこないことが
あったけれど、今日のことで
本気を出してくれると信じています」


そうなんです
ちょっとしたことで、練習を休みがち


そうゆうときも、ガミガミ叱らず
時がきたら本気になる

そう信じて指導にあたってきて
くださったようです


上手い演奏は目指していません

全員が素の自分を出して、

音楽が好きだ！

って気持ちを表現してくれればいい

そんな指導を受けてきたからかな

どの演奏も、伸びやかで

聴いていて気持ちがよかった

打楽器の先輩たちの演奏も
メチャクチャ素晴らしかった

吹奏楽の奥深さを知ることができて
楽しかったです～～

来週のコンクールに向けて
ラストスパート