
ファーストアルバムは「ルート66」で始まらなくてはいけない。
と主張し続けてる御仁が「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」でスタートする解説本を書くとは、何かの悪いジョークなのだろうかw
しかも、509曲を平等に1曲1ページで解説してるので、キョーミのない曲を、
「つまらない」
「この曲、あまり聴いたことがない」
と素直に一行でカタヅケることができないから、ページの空白を埋めんがためにドーデモよさそうなことをゴジャラゴジャラと蛇足しては、キケキケシリーズのそれぞれの読者諸氏の顰蹙や失笑を買い続け、「事実誤認の大家」とまで云われてしまう中山(この本では例えば、誤植でもあり誤認でもある「キャント・ビー・シーン」の項)。
その一方では、著者が満点5つ星を与えた「アンダー・マイ・サム」、「アウト・オブ・タイム」、「バック・ストリート・ガール」、「ミーン・ディスポジション」などなどの如きは、1ページだけでは語り足りないようなモドかしい様子が面白いのだから、1曲1ページはもうやめたほうがイイ。
ほか、DVDオマケのライブ音源や、ブート収録の未発表曲までをも「全曲」に含めろとまでは申しませんが、メンバーのソロ活動ではなくて1990年代以降のローリング・ストーンズ体として客演している、
・チーフタンズとの「ザ・ロッキン・ロード・トゥ・ダブリン」
・B.B.キングとの「ペイング・ザ・コスト・トゥ・ビー・ザ・ボス」
・イアン・スチュワート哀悼盤へ提供した「ウォッチング・ザ・リヴァー・フロウ」(ローリング・ストーンズ+ビル・ワイマン)
あたりは網羅しておいてほしかったですね。