
コンビニ前に、ソバ屋台。
日本的に考えると、地区担当責任者がすくざまスッ飛んできて「店の前にそんなものを置かれたら、インスタント麺類の売り上げに影響する」と追い払いそうなものですが、ココではけっこうユルイので、ガソリンスタンド内のコンビニの前に串焼き屋台や氷付き缶コーラ屋台があるのは珍しくない。
しかも、ウチのそばのコンビニ前屋台のオバチャンに言わせれば、
「セーウェン(タイの「セブンイレブン」の呼称)がオープンしたのは3年前。ウチは7年前からココにいるんや」
と全く意に介さないし、コンビニ店員も休憩時間になると店員価格のカップ麺にお湯を注がず、店の前で屋台麺をジュルジュル食べてます。
しかしながら、どんな時間に前を通っても、ほとんどのテーブルに客がついていたオバチャンの屋台が、8月末をもって目と鼻の先にある、屋根付きカギ付きのテナントに移っていった。
屋台時代に来店したという芸能人の写真をデカデカ貼りだしてるのはいいのだけれども、新装開店後は集客に苦戦してる様子。
一方、オバチャンが出ていった跡地には、出来合いの麺と具材を並べただけの、見るだにイヤイヤやってる中年夫婦のソバ屋台が入居していますが、客付きはオバチャン時代と同じ。
要は、太腕オバチャンが、ガソリンスタンド利用のついでに食べにきてた客たちの存在を見誤った、ってことなのかな。
そんなことを考えながら、イヤイヤ中年夫婦の屋台のプラスチック椅子に腰を下ろそうとしたら、ソレを見ていたオバチャンに通りの向こうから、
「おっちゃん、座るんなら、こっちやろ」
と大きな声で怒鳴られました。