
バンコク中心地のホテルで再びカンヅメお仕事が始まった日に突然、タイ生活の第2部が終わりました。
実際には、こういう日が来ることは遅かれ早かれ想定していましたが、よりによって全くが身動きが取れない時に、僕がタイに移り住むことになった直接のキッカケをつくった人物が亡くなった。
僕はたまたま多少はタイ式冠婚葬祭に長じていたこともあり、大学病院によるご霊体確認、日本大使館への届出、納棺、寺での安置、各方面への連絡はトドコオリなく済んで、あとは息子さん(お母さんも若くして故人)とともに通夜と告別式で見送るだけ。
そんな具合で、最期の最期まで僕をふりまわしてくれたオッサンでしたが、積年のウラミツラミもいつのまにか消えていました。
それとも、そんなものは最初からなかったのかな。