
「タイの宗教」
と検索すれば、いろいろと出てくる南伝上座部小乗仏教。
冠婚葬祭の時以外にもタイの人々の生活に密着しているので、引越しや新車を納入するときでさえ高僧をよんで、お祓いをしてもらいます。
また、市井には「ウチの部屋に悪霊が出た」と大騒ぎする人々も少なくないので、たいがいのアパートやコンドミニアムにはお坊さんを呼ぶ時のためのお祓いセットが3~9式用意されています。
上の写真は悪霊退散ではなく、王妃陛下のご健勝を祈願する地方のお寺。
この5名のお坊さんの読経先導をなぜか、不肖、ワタクシがやるはめに。
思い起こせば、10年以上も前のお祭り屋サン時代に習わぬ経を読んでいた僕のことを寺の人間が覚えていたらしく、
「今日は、日本人のギースさんという人にやってもらいます」
と民衆に紹介すれば、「そんなのだめだ、ちゃんとした人がやらなきゃ」と却下してくれるタイ人が二、三人ぐらいはいてくれてもよさそうなものの、「お~、いいですね、いいですね」で完結。
気温38度の中、さらにアセダクにさせられた見返りは、冷たい水一杯とお守り一個。
こうやって特別扱いしてくれないところが、いいんですけどね。