「YO!」とか「MIYABI」とか | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
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昔は、「アノネ、アノネ」という日本語がひとり歩きしていたタイランド。

1990年代中盤当時、タイ語学校でナンチャッテ先生をしていた家人の解説によると、タイでもテレビ放送されていた「カトちゃんケンちゃん」に出てくる言葉あたまの「あのね」が、そのハジマリなのだとか。
ただし、「アノネ、アノネ」という語感が面白い、というだけであって、実用的な使い道はナシ。

月日は流れて、今は「YO!」と「MIYABI」。
前者は、人気アニメかナニかのセリフを無邪気に流用して、親しい日本人相手の携帯メールやSNSのあいさつ言葉として頻繁に使ってくる。

後者は、以前にもチラッとブログに書きましたが、日本のアダルトビデオの総称。
日本の伝統美には詳しくないけど日本語には詳しいジャパンおたくが「それはそれはミヤビで」の語感を無邪気に流用したのがハジマリ、という説も。

「しかしね、レタッチしまくりで3Dイラスト状態のヌードモデルばっかりのタイのアダルト雑誌を、「ナンスーポー・ラーマ」と言われたら、アナタたちは怒り狂うだろう?」
「目上の人や、まがりなりにもの上司に向かって、「ヨッ!」はよせ」

とウダウダと説教するのはドンクサイので、それこそ、タイマニアさんたちが大好きな「ほほ笑みの国」のスピリッツでサラリと受け止めてあげましょう。

ちなみに上の写真は、タイの一般映画にも出演しているミヤビギャル。
2006年にはローリング・ストーンズ来日キャンギャルをつとめていたことも、なつかしいところです。