お仕事風を吹き散らかせてステージ至近距離で鑑賞したスコーピオンズ、エリック・クラプトンの時にはまったく気がつかなかったのだけれども、スタンド席からはよく見える最前席(=お金持ちシート)一帯の妙な光の輪。
キャンドルがわりのハンディライトか何かだと思っていたら、いまどきのスマートフォン類のモニターの発色でした。
3年前は公認カメラマンでもなんでもないオッチャンやオバチャンの高額席からのストロボが天下のクラプトンをムッとさせていたことが記憶に新しいのだけれども、現在はスマフォでササッと撮影した写真とともにフェイスブックやツイッターなどで実況中継する時代なんですね。
・そんなことはあとでいくらでもできるのだから、ライヴを体感することに集中しろ
などという説教じみたことは、茨城県民文化センターで撮影した「How Manyいい顔」時代の郷ひろみの写真で隣のクラスの女子を感動させた僕が言ってはイケナイし、スマートフォンを持ってる人も、持たざる人も幸せな気分で家路についていったようです。