フレディ・マーキュリー存命時のクイーンのラストアルバム「イニュエンドゥ」の最後に収録されている「ショウ・マスト・ゴー・オン」。
エルトン・ジョンやポール・ロジャースのボーカルもいいけれど、やはり、これはマーキュリーの自分自身への鎮魂歌、不可侵聖域に思えて仕方がない。
「イニュエンドゥ」制作中にすでに病状が悪化していたマーキュリーは、ブライアン・メイの遠慮を制し、表題の言葉とともに「ショウ・マスト・ゴー・オン」のレコーディングに取り組み(出典:2001年版「イニュエンドゥ」解説書ほか)、その結果として、キャリア最強のボーカルを残したのだから、たまらない。
僕も、今年の六月以降を拾いものの余生だなどとは考えずに一日一日を過ごしたいものです。