◆No Security(1998年) | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

1998年発表。
■収録曲
01.Intro
02.You Got Me Rocking
03.Gimme Shelter
04.Flip the Switch
05.Memory Motel
06.Corinna
07.Saint of Me
08.Waiting on a Friend
09.Sister Morphine
10.Live With Me
11.Respectable
12.Thief in the Night
13.Last Time
14.Out of Control
※日本盤は「リスペクタブル」と「シーフ・イン・ザ・ナイト」のあいだに「恋をしようよ」をボーナス収録。

コレは97~98年のブリッジズ・トゥ・バビロン・ワールドツアーのライブ盤なので、ツアー初登場の「フリップ・ザ・スイッチ」「セイント・オブ・ミー」「アウト・オブ・コントロール」、キース・リチャーズがボーカルの「シーフ・イン・ザ・ナイト」が収録されています。

しかし、コンサートを再現するというよりも、変則ライブ盤「Stripped」 のような選曲構成になっており、「メモリー・モーテル」「友を待つ」「シスター・モーフィン」の初収録はともかく、ライブの大定番曲としては「ギミー・シェルター」が取り上げられている程度なので、「ストーンズのライブ」としての高揚感、臨場感は薄い。

また、昔も今もアンコール曲もしくはラス前曲のお約束が完成している「サティスファクション」でスタートするコンサートの全体像はライブビデオ「Bridges To Babylon」 で視聴できますが、この、「No Security」は今回のユニヴァーサル移籍にともない、販売終了となっています。
今は、良質のブート盤が出回っているので、そんなに残念がることもないのかも知れませんが。

ちなみに、ストーンズはブリッジズ・バビロン・ツアー終了後、間髪いれずのノー・セキュリティ・ツアーで再び北米を巡業し、キースの怪我で順延となっていたロンドン公演を無事終了し、二十世紀の活動をしめくくりました。