とんでも外国語ができるまで | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

こんなものは昨日今日はじめて見たわけではないのですが、ここまで正々堂々としたトンデモは久しぶりでした。

また、先日はある団体を訪ねたところ、日本語パンフレットなるものを渡され、そのトンデモぶりに絶句。
なんでも、高名な大学の日本語学科を出た職員が訳したらしく、そのニッポン語を校正しようにも、訳者が上流家庭の御曹司ということもあって、パンフレット制作班は、

・校正する=否をあげつらう=特権階級に対してあるまじき行為

の空気に押し包まれてしまったのだとか。
ひるがえって考えてみると、ガイジンさんの日本語をああだこうだと笑ってみたところで、同じことはニッポン人のあいだでもおきる。

いつだったか、テレビ中継された国王陛下のお言葉のなかにカタカナ表記で「タットシン」という単語が出てきた時に、タイ語翻訳のベテラン氏が酒の席で、

「ほら、王様だって、ほんとはタクシンのことを評価してるんだよ」

と仰せになったので、場の空気が読めない僕は、

「アレって、タクシンじゃなくて、「タクシンは裁判所の決定を尊重しなさい」という、まったく正反対の意味だったんじゃないんですか」

と突っ込んだところ、

「じゃあ、あなたは王様のスピーチをすべて訳せるんですね!」

とベテラン氏を烈火の如く怒らせてしまい、「氏を囲む会」を破門されました。
もっとも、破門されたところで僕はナニも困ってないし、僕個人が、明らかに物理的な間違いを指摘された時に烈火の如く怒るセンセーにはなってはイケナイだけの話ですね。