タミフルはワクチンになりうるのか | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
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ロッブリー県やバンコク近郊の港町マハチャイなど、地域によっては野ザルが多いタイは1995年のザイール・エボラ出血熱で小規模パニックに陥り、その後も、SARS、鶏インフルエンザの災禍に見舞われてきましたが、今度は、新型インフルエンザ。

「アウトブレイク」よりも恐ろしい響きの「パンデミック」という医学用語を目にするのは、四十五年前に上梓された小松左京著「復活の日」 の中が最後だと思っていましたが、空の玄関が今よりもうんと狭かった時代に日本でも三百万人の方々が罹患したと云われているアジア風邪以来の現実のパンデミックに進展してしまうのであろうか。

アメリカ・メリーランドの生物研究所から何らかの病原体のサンプルが紛失していた、というニュース が今回の感染拡大と関係しているのかどうかはワクチン開発途上の現段階 では多分誰にもわからないと思いますが、病原体サンプルが紛失するなんて、つくり話の「復活の日」映画版の発端とたいして変わりない体たらくですね。

新型インフルエンザをめぐるタイの動きは、

豚インフルで監視態勢を強化 (「バンコク週報」4月27日)
豚インフル対策、3空港で検温 (「バンコク週報」4月28日)
メキシコ帰りのタイ女性が発熱、豚インフルの疑いも (「ニュースクリップ」4月28日)
タイ保健省、メキシコ渡航自粛を呼びかけ (「バンコク週報」4月29日)
メキシコ及び米国等における新型インフルエンザの発生について【続報2】 (「在タイ日本大使館公報」4月29日)
アセアン緊急保健相会議、近くタイで開催 (「バンコク週報」4月30日)

先の正月騒乱後の紙面トップが「ドラえもん来タイ」だとか「コスプレ大使」のニュースでもかまわないから、在タイ邦字メディアには疾病関連の情報伝達の充実を期待したいところです.
邦字ローカル新聞は不必要に不安を煽らないためなのか4月30日現在でも「インフルエンザ」の表記に始終していますが、タイ保健省は養豚業者を慮って「メキシコ風邪」の名称で国民に注意を呼びかけている。

まだ、あからさまなニュースにはなっていないものの、どういった団体・組織なのかはわかりませんが、予防薬として、街の薬局でタミフルを買い占めようとする動きもあるのだとか。
バンコックでは、タミフルも処方箋ナシで買えちゃうんですかね。