アンビリーバブル・タイランド | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ドイツを発った知人の飛行機はチェンマイ空港に着陸した。
乗客はドイツ人だらけだったらしく、なかにはチェンマイがバンコクだと思ったヒトもいた、とか、いないとか。

勤労感謝の日三連休を利用してバンコクに遊びにきた友人は新バンコク国際空港までたどりつけず、「旧空港が代用される」とのデマ(タイ時間25日23時時点)にふりまわされたあげく、ホテルに乙ターン。

僕個人も週末のサムイ島旅行がこのままではどうなるのかわからない。
わかっているのは、飛行機が飛ばなくてもチケット料金は返金してもらえない、ということだけです。

テレビニュースは空港内に閉じ込められている怒り心頭のインド人観光客にインタビュー。
が、こういう時に饒舌なインド人にマイクを向けると、言わなくてもいいことまで口走ってしまうのをタイ人は知らないのだろうか。

「アメージング・タイランド(タイ国政府観光庁のキャッチコピー)ではなく、アンビリーバブル・タイランド。デモ隊も空港職員も直立猿人だらけ」

などなど。
しかし、空港で足止めされているのは人間様だけではないので、貨物便まで発着を見合わせ中。

ガンズ・アンド・ローゼズの17年ぶりのニューアルバムは三日前に届いたけれど、明日(今日)、僕が日本のお客さん300人に届けるハズのブツは今なお離陸時間が不明の有様です。
こうしたアクシデントが免責事項の適用内であっても、今は、同報ではなく一件一件個人名を記入した、土下座メールを清書中。

事情通の方々の見立てによると、この、民主主義を騙った百鬼夜行の傍若無人な振る舞いは、12月5日の国王陛下のお言葉によって何事もなかったかのように鎮静化するだろう、とのことです。
いずれにしろ、どんなにクチ汚い親タイ派を任じていてもこの期に及んでまで、

「総体的にみればバンコクは安全、平和です。暴れてるのは教育も教養もない一部の人間だけです」

などといったマヌケな解説だけは自重したいと思います。
僕が携帯電話を手にペコペコしている横で、僕の代わりに目に涙をためているタイ人もいますからね。