「もろかった月日と、落とせるはずのない罪とお前のために」 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
東京・バンコクとんぼ返りのタイフルーツさんのお土産は甲斐バンド「虜-TORIKO-」。

1982年11月に発売された「虜」は、その仕上げをストーンズ・ファンにも名が知れていたボブ・クリアマウンテンに依頼したことでも話題になっていた。
ジャケットは、「Black And Blue」のプロモーションポスターの緊縛ブロンド女を彷彿させる。

なのに1曲目はニューヨークの香りはなく、いきなり甲斐バラードの「BLUE LETTER」
どうしようもなく美しい曲想に、どうしようもなく救いのない哀しい歌詞が続き、アルバム先行シングルカットもされた。
B面曲の「ブライトン・ロック」も後期甲斐バンドのライヴ定番になっていた(と思います)。

年末のカラオケクラブで僕よりも多少は若そうな男性が第一興商のレーザーカラオケで「BLUE」を歌っていたけれど、「誰の挑戦でも受けて立つ」的な熱唱ぶりに、僕は静かに聴いていました。
「このヒトも、甲斐バンドをそこそこに聴いてのかな~」とか考えながら。

それはそうと、甲斐バンドの紙ジャケシリーズは歌詞カードもLP当時のものをそのまま縮小しているので、哀しいことに視力2.0のオッサンは歌詞カードを遠ざけなくては文字が読めないのが、つらい。

てか、遠ざけても読めない縮小再現ぶりです。

◆「BLUE LETTER」収録アルバム
虜-TORIKO-(紙ジャケット仕様)/甲斐バンド
1982年11月発表。
■収録曲
01. BLUE LETTER
02. ナイト・ウェイブ
03. 観覧車’82
04. ブライトン・ロック
05. 無法者の愛
06. 虜
07. 呪縛(のろい)の夜
08. フィンガー
09. 荒野をくだって
※2007年版ボーナストラック
10. ナイト・ウェイブ(プライベートルーム・バージョン)
11. 悲しみのイレーヌ(インスト)