
午前3時といったら普通の人間はスウィートドリームのど真ん中だろうし、それを見ず知らずの酒臭いチャイニーズらしき男に「オマエは何者だ?」とゆすり起こされて、ビックリしないほうがどうかしている。
「フーアーU」とは、こっちのセリフではあるまいか。
が、家の人間のキーキーワーワーの野人的パニックぶりに今度はチャイニーズ侵入者のほうが腰を抜かし、(中略)ホテル宿泊利用のシンガポーリアンが階を間違えて部屋に闖入してしまったらしいことが判った。
施錠しなかったのは僕たちの責任だけれど、いくらバンコクの夜を遊び惚けても自力で帰って来たのなら、部屋番号ぐらいはチェックできるだろう。
チェックできなかったとしても、リビングを見れば自分の部屋かそうでないかぐらいはわかるだろう、このビッゲスト・イディオット野郎!
とドヤシつけたい気分でしたが、僕は「微笑みの国タイランド」の手前、「よくあることですよ」とシンガポール人にお引取りを願った。
しかし、たとえ間違いであったとしても、夜中の3時に忍び込んだ先の住人が血気盛んな乱暴者だったら、シンガポール人はデコボコにされていても不思議ではない出来事ですね。
もちろん、その逆も。
「よくあることですよ」というのも、たしか、僕が自宅療養していた頃も、上海ドールっぽい正体不明の中国女が部屋に入ってきたことがあった。
当時は会話が不便だった僕は「家人の知り合いかなにかだろう」と放置していたら、上海ドールは1時間ぐらい居座り続けたあとに部屋違いであったことを知って、慌てふためいて逃げ出していった。
ウチでは誰かが在宅中は部屋にはカギをかけないためにこういうコトも起きてしまうのだろうけど、チマタでは↓な事件もおきているので、これからは戸締り用心火の用心は必須ですね。
■ホテルのドアの鍵を取り忘れ就寝し乱暴される (「バンコク週報」2月1日)
■タイの人気女優、けん銃強盗を撃退 (「日本語総合情報サイト@タイランド」1月8日)※日本でもその昔、「和田アキ子事件」がありましたが。
■タイ南部の金行強盗、店主に撃たれ逮捕 (「日本語総合情報サイト@タイランド」2007年11月30日)
その他、タイにおける最近の「強盗」「拳銃」関連ニュースはコチラ で検索できます。