
「「雨の街を」 は秋の歌だったのか」と今更ながら納得。
・夜明けの空はブドウ色
・街のあかりをひとつひとつ消していく 魔法つかいよ
そのむかし、週刊新潮の表紙絵でも有名だった故・谷内六郎の作品に、作画タイトルは失念してしまったけれど、そういう絵があった。
赤道付近のバンコクにおいて、春夏秋冬のSEASONS COLOURSを感じることは不可能に近いけれど、夜明けの情緒感は無理なく存在する。
「恋人がサンタクロース」と言い張るお嬢さんガタもたくさんいます。
ちなみにユーミンの名曲「海を見ていた午後」 の有名な歌詞「ソーダ水の中を貨物船が通る」な構図も、谷内六郎の童絵にあります。
それを「ユーミンはパクリだ!」と糾弾するつもりは僕にはサラサラないし、むしろ、「中央フリーウェイ」 を「土地カンがメチャクチャ。理解に苦しみます」と放言した「赤いきつね」のオッサンのようなオッサンにはなりたくないものダ、と思っております。
- 谷内 六郎
- 北風とぬりえ (谷内六郎文庫 (3))
◆「雨の街を」収録アルバム
松任谷由実, 荒井由実
SEASONS COLOURS-秋冬撰曲集-(初回生産限定盤)(スペシャルボックス仕様)
2007年10月発表
01. . さざ波
02. . 9月には帰らない
03. . 9月の蝉しぐれ
04. . Good-bye Goes by
05. . 雨の街を
06. . 旅立つ秋
07. . 青いエアメイル
08. . ジャコビニ彗星の日
09. . 星のルージュリアン
10. . りんごのにおいと風の国
11. . リフレインが叫んでる
12. . NIGHT WALKER
13. . 灯りをさがして
14. . Forgiveness
15. . Autumn Park
16. . 私のロンサム・タウン
17. . あの日にかえりたい(CM Version)
18. . ノーサイド
19. . 残されたもの
20. . 木枯らしのダイアリー
21. . 12月の雨
22. . 真冬のサーファー
23. . SUGAR TOWNはさよならの町
24. . 一緒に暮らそう
25. . Walk on, Walk on by
26. . 忘れかけたあなたへのメリークリスマス
27. . 3-Dのクリスマスカード
28. . ロッヂで待つクリスマス
29. . A HAPPY NEW YEAR
30. . BLIZZARD
31. . 雪だより
32. . かんらん車
33. . 雪月花
34. . 冬の終わり