ミャンマー入りした国連特使は、軍政側とも、反軍政側とも、ニコニコと記念撮影する姿ばかりがクローズアップされていましたが、一体全体、ナニをガンバリに行ったのか。
大国の立場を慮った、という国連声明の腰クダケぶりには、軍政批判、民主化支援のコブシを振り上げていた世界の人々はコブシの落とし場所を失ってしまった。
と、そんな矢先に、「ミャ首相重病説」はホントだったらしい、ニュースが伝わってきました。
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■ソー・ウィン首相が死去=スー・チーさん拘束指揮の強硬派-ミャンマー
(「時事通信」10月12日)
■<ミャンマー>ソーウィン首相がヤンゴンの病院で死去
(「毎日新聞」10月12日)
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数年前に失脚した、二頭政治の一頭は現在は北部の囚人収容所でクスリづけの廃人同然の姿だ、などというウワサも伝わっていますが、その真実を語ってくれる人は少ない。
今回の首相死去の、意外にもアッケない公表は、どうとらえたらいいものなのか。