「タイ語あだ名要覧」とは? | ローリング・ストーンズ野郎の雑記


タイの仕事場で電話をとった時に、知らない名前の人呼びを頼まれることほど、困るものはない。

僕も最初のころは、「そんな名前の人はいませんねぇ」と電話を切ってしまったところ、それが金融機関からの電話だったために当人の死活問題にまで発展してしまったこともあるので、今では一応、「●●●って、誰の本名ですかァ?」と周りに訊くことにしている。

それでもタイ人同士で知らない場合も少なくない。
それだけ、お互いに本名は深く気にもとめずに、あだ名、愛 で通じ合ってしまう社会です。

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■タイ語のあだ名、奨励へ=英語急増に危機感-文化省(「時事通信社」07月04日)

【バンコク4日時事】
タイ文化省は、タイ語のあだ名の奨励に乗り出すことを決めた。
自分の子供に英語のあだ名を付ける親が急増しているためで、「タイ語あだ名要覧」を出版し、国民に母国語の価値を再認識してもらうことを計画している。

タイではラマ4世が国王として君臨した19世紀半ば以降、子供が生まれると本名以外にあだ名も付け、普段はあだ名で呼ぶことが一般化した。

文化省は6月、同国東北部コンケン県で1995年から2000年に生まれた子供約3000人を対象にあだ名調査を実施。
その結果、46%がボールやアップルといった英語であることが判明した。 

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要は、「メルセデス」「ピクニック」「ビール」「ヒッピー」「リナックス」ほか意味不明の英語愛称を止めて、従来通りに「ノック(鳥)」「コップ(蛙)」「ムー(豚)」「リン(猿)」「プー(蟹)」「トゥカター(人形)」、その他のタイ語名にしろ、ということなのだろうか。

それもそれでまた、外国人から見れば、日本むかし話かイソップ寓話の世界になっているので、やはり、どんなに長くても本名で呼び合ったほうがイイと思います。