リメイク、リメイク、リメイク | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
犬神家の一族 オリジナルサウンドトラック
終わりがみえない世界的なリメイクブームのなか、今度は「犬神家の一族」が劇場公開。
監督も金田一探偵もセットも演出も1976年版を踏襲しているらしく、 流行語でいえば「すべてがオマージュ」なのか。
公式サイトの予告編では、76年版の印象深いテーマ曲が流れています。

そもそも76年版もリメイクだったけれど、横溝正史ブーム再燃のなかで制作され、ブームを支えた10代、20代の人々に圧倒的に歓迎された。
僕もギリギリでその一人で、インスタントコーヒーのフタにくくられていた割引券を持って、映画館に行った。
が、「横溝ワールドの伝道」というよりも、「懐かしさ」を優先した今回のリメイク映画が、現在の10代、20代にどのように受け止められるのかは、興味のあるところ。

また、「犬神家」に限らず、横溝作品の事件現場の描写などは、もう、ホラー映像大国のタイ人が泣いて喜びそうなモノばかりだと思いますが、不思議なことに、タイ語吹き替え版の金田一はまだお目にかかったことがない。

マレーシアでは稲垣金田一モノが違法にVCD化されていましたが、新版「犬神家」は最近の邦画のようにバンコクでも上映されるのだろうか。
きっと、サムライ・ニンジャ系映画よりも大ヒットしそうな気がするんですけどね。

◆1976年版「犬神家の一族」DVD

犬神家の一族
岸田今日子さんも出演。

◆昭和20年代に書かれ、50年代に再び売れまくった原作

横溝 正史
横溝正史自選集〈4〉犬神家の一族