フェイント・イット、ブラック | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
「アメリカ人」には戦勝記念日はあっても終戦記念日(もしくは敗戦記念日)はあるのだろうか。

などとボンヤリ考えながら鑑賞した、キューブリック監督作の「フルメタル・ジャケット」(写真)。
 
僕が初めて「フル」を観たときは劇中の若年兵士たちと同じような年齢だったけれど、今観ても、スタッフロール に流れる、ローリング・ストーンズの1966年の大ヒット曲「黒くぬれ」さえも、ブライアン・ジョーンズのシタールやチャーリー・ワッツのドラムズが妙にオドロオドロしく感じられてしまう。

ユーチューブには誰がつくったものなのか、「黒くぬれ」にあわせて物語の大筋をうまくまとめた動画がありました。
ツンパは白ではなく黒でした。

◆「黒くぬれ!」収録アルバム

アフターマス(紙ジャケット仕様)


スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツVol.2)(紙ジャケット仕様)

 

ホット・ロックス1964-1971(紙ジャケット仕様)

 

(モノラル)


Flashpoint (ライブテイク)


Lve Licks (ライブテイク)



ロールド・ゴールド・プラス~ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ローリング・ストーンズ


Shine a Light: Original Soundtrack(2枚組)/The Rolling Stones



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(2006年9月9日記)
40年前の大ヒット曲    

「黒くぬれ!」の原題は「Paint It Black」または「Paint It, Black」。

66年発表当時のアメリカの世相を鑑みたものなのか、コンマの有無で「人種差別」的な印象を変動させる、とのことだそうですが、歌詞の内容に人種差別的なモノは何もない。


しかし、たとえ、そういう表現があったとしても 、本当にストーンズがブラックをさげすんでいるのなら、ストーンズは存在しない、ということになる。


英国オリジナルアルバムには未収録ながら、米国版「アフターマス」 の1曲目に収録され、その後、数々のベストアルバムに収録された。


バージョン的には、モノラル、リアルステレオが存在し、演奏時間はモノラルのほうが若干長い。

ライブ・バージョンは「フラッシュポイント」と「ライブ・リックス」に収録。

今年のさいたまスーパーアリーナ公演でも後半部で演奏されていた。


それにしても、今でも毎日のように聴いているこの曲が、実は40年前に書かれたものであることを改めて認識すると、「40年」という時間にややガクゼンとするし、それをストーンズが今でも普通に演奏している姿にはさらにガクゼンとする。


黒くぬれ!

英国と日本でのB面曲は「ロング・ロング・ホワイル」、米国は「ステューピッド・ガール」。



曲名表記問題としては、ウルトラ大名曲「ギミー・シェルター」が、収録アルバム「レット・イット・ブリード」上の「Gimmie Shelter」は誤表記で、「Give Me」省略形の「Gimme Shelter」が正しい、とのこと。