野球とバンドは観るものじゃなくプレーするものだ。
などと僕はイッチョ前のことを思っていましたが、早実対駒苫の試合は、素直に「感動した!」。
高校球児の純真つながりで、僕はかなり前に、イカサマ賭博の対処法について、「また別の日にブログに書きます」 とか書きながら、そのままにしていましたけど、先週、バンコクでまた、スポーツ大会出場の日本人選手がイカサマ賭博のエジキ になった。
幸い、被害者の記憶力と被害届が早かったので、タイ警察はフィリピン人集団を逮捕することができた。
イカサマ賭博の手口、パターン
は、すでに1986年発行の「Lonely Planet」にも、89年発行の「地球の歩き方」にも詳しく掲載されているのだけれど、被害者は日本人に限らず、欧米系バックパッカーもダボハゼと化す。
ちなみに2004年の在タイ日本大使館邦人保護部への「いかさま賭博被害届」は91件。
しかし、僕は「こういう事件は被害者にも問題がある。イカサマだろうがホンモノだろうが、賭博は立派な違法行為なのだ」と説教し、「欲にかられた人間の自業自得だ」などと、お役所的に完結する気にはなれない。
たしかに、いつだったか「Gダイアリー」 に掲載されたデザイナーのイカサマ賭博被害の体験談は、「事業資金を増やそうとして、ゼロどころかマイナスになってしまった」という、読むだに寒すぎる内容ですが、日本でも賭博慣れしているような人間だったら、勝ち続けている時点で「これは、おかしい」と気づくしだろうし、それでもハメられたとしたら、ギャンブラーの性質上、大騒ぎすることは少ない。
4日に1人のペースで大使館や日本語メディア会社に駆け込んでくる被害者の大部分は、純真に「現地の人々とのふれあい」を求めているがゆえに、こういう事態に巻き込まれてしまうのではないだろうか。
「タイに●年住んでます」なんてことはナンの自慢にもならないので、「ギースさんはタイに長いんですか」と訊かれるたびに僕はいつも「そろそろ3年ぐらいになるんですかねえ」と誤魔化しているのですが、人に言えないほど長く暮らしていることもあってか、イカサマ賭博のデキタテのホヤホヤの被害者を目撃したことが、2回ある。
2回とも、外国人客が少ないデパート内の、ファーストフード店と隣接する貴金属売り場だったけど、最初の時は僕も独りだったし「白人の男だから、なんとかなるだろう」とスルーしてしまった。
2度目の時は被害者は日本人女性。
僕は勇気をふりしぼって賭博集団の中に割って入り、「あ、小松さん。ここにいたんですか」と勝手に女の子を命名し、強引に腕をつかんで外に引きずり出し、二人でタクシーに乗り込んで、コトなきをえた。
「小松さん」の場合は「トランプの遊び方を知らないから」と断ったのに「ノープロブレム、ノープロブレム」と押し切られて、最後の最後で「大負け役」にされてしまった、とのことだ。
もう、こうなってくると、「いかさま賭博」といった悠長なものではなく、捜査当局は「賭博をかたった強盗集団」と認識して、さらには「観光大国タイランド」の威信にかけて、その摘発に力を入れてもらいたい。
しかし、それにしても、今回の被害者のテニス選手。
タイランドオープン出場のわりにはよくそんな時間があったものだなあ、とそっちのほうが不思議...
