リサ・フィッシャー。
スペルは、漁師ではなく、FISCHER。
89年の「Steel Wheels」ツアーからバックコーラスとしてストーンズ一座に参加。
当時は、北米、日本ツアーではシンディ・ミゼールとの二枚看板で、テレビ放送された2月26日公演の「ギミー・シェルター」はシンディが担当。
ポカリスウェットのテレビCMに流用された「Rock And A Hard Place」のPV内のリサは、「女たち」を具現化したかのようなセクシーさだった。
けれど、東京公演後の欧州「Urban Jungle」ツアーには、シンディとリサは参加していない。
ストーンズの70年代前半のツアーでは、ミック単独ボーカルの「ギミー・シェルター」も、ミック・テイラーの最強ギターがグイグイかっこいいのですが、リサたちの参加でいっそうパワフルになった。
95年の東京ドーム公演をおさめた「東洋の約束」というタイトルのブートレッグ盤の「モンキーマン」も最高に凄まじい。
97年のブリバビ・ツアーDVDでは、年齢によるものなのか、リサもけっこう苦しそうに見えたけど、ライブアルバム「Live Licks」やDVD「Four Flicks」にも収録されている03年1月のマジソンスクエアガーデンでは、素晴らしいウネリ節を披露。
ちなみに、昨年のライブ8でマドンナのバックコーラス を担当していたのは、やはりリサ・フィッシャーだった。
今晩の東京ドームでも、ミックと観客を肉感的にも圧倒しているはず。
僕はこの一枚をカセットで買っていますが、そろそろCDで買おうと思っています。