【 青空を背に大きな鯉が泳いでいる! 】

ここは、(未だ入ったことのない^^)広島拘置所です。広島城の東側、裁判所の近くにあります。北面(約100m)、東面(約100m)の2面にわたる200m近い大壁画です

 

 

 

【 壁画の由来 】

平成元年(1989年)に広島城築城400年を記念して企画された。江戸時代の町の様子を再現したものです。制作は地元画家の入野忠芳氏(1939年~2013年)

 

完成から20年目の平成21年から、5年にわたって修復再生作業が行われた。この作業の様子を見たことがあります。(ブログに書いたはずなんですが見つからない)

 

 

 

【 江戸時代の町の様子 】

階段になっているのは船着き場です。「雁木(がんぎ)」と言います。潮の干満によって上下する水位に対応するためのものであり、現在でも沢山残っています

厳島神社の「管絃祭」、今に続いています

(現在は平和公園になっている)相生橋の辺りだと思います。当時はT字型ではなかった

 

 

 

【 幻の祭り、砂持加勢(すなもちかせい) 】

太田川は川上から大量の砂を運び堆積してゆきます。水運の確保のためには、川ざらえが必要です。この重労働を応援することから始まり、ついには「祭り」にしてしまったようです

 

町単位で山車を出し、仮装行列を楽しんだ。庶民は祭り好きだった^^

 

 

 

 

 

【 北面の写真 】

雰囲気を味わって頂く為に、北面の西角から東角までの全景です

 

 

 

 

【 宿題 】

東南の角には何故か「鯨?」が描かれていた。安芸の小富士(似島)も見えます。鯨でなくて鮪かも知れない…? 宿題とします^^

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