人気アイドルグループ・AKB48の“不動のセンター”と呼ばれ、
2012年に同グループを卒業後は女優・歌手として精力的に活動する前田敦子は、
3月21日夜11時~放送のテレビ番組『A-Studio』 (TBS系)に出演し、
AKB48時代の自身の“問題児”ぶりや現在の私生活などについて赤裸々に語った。
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同番組内ではまず、前田のAKB48時代の話題となり、
AKB48がステージ上などで曲を歌う際に前方中央位置、
いわゆる“センター”に立つメンバーを、現在のファンによる投票ではなく
AKB48プロデューサー・秋元康氏が決めていた初期の頃、
前田がセンターに選ばれた当時を振り返った。
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ホスト役の落語家・笑福亭鶴瓶から
「『なんであの子がセンターなの?』って、やいやい言われることもあったらしいね」
と聞かれた前田は、
「ファンの方ももちろんだと思うんですけど、メンバーも、やらせてもらっている私も」
と認めつつ、
「目立つのがイヤだったんですよね。だから『目立ちたくないです』って泣いたのを覚えてます。
まだ15歳くらいだったんで、もう泣くはわめくは、すごい迷惑かけてましたね、大人の人たちに。
『なんで私がここで踊らなきゃいけないんですか?』って、センターなのに」
と自身が“問題児”だったことを明かした。
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これを受け鶴瓶が、秋元氏から
「(前田とセンターを争うライバルだった)大島優子はちゃんとする」
と聞いたと話すと、前田は
「そうですね、私の真逆です、優子は。(前田の)横で超いい子で、
私は“ワァー”ていうタイプでしたね」
と反省している様子を見せた。
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また、前田の私生活面に話題が及び、連続テレビドラマ
『Q10』(日本テレビ系/2010年放送)で共演した柄本時生、池松壮亮、
高畑充希らと「ブス会」という飲み会を半年に1回くらいのペースで
開いていることが明かされると、前田は
「ブスだから。みんなでブスって言い合ってる」
と自身をブスだと評価していると語った。
さらに過去に一部メディアで前田との交際が報じられたの
「ブス会」メンバー柄本については、
「別に2人とかで遊んだりとかもするんですよね。全然平気です。
むしろ(柄本が)私の時間潰しに付き合ってくれる」
と語るとスタジオ内の観客から驚きの声が上がり、前田は
「だって付き合ってないですよ、絶対ないですよ」
と笑いながら否定した。
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続けて、同じく私生活面としては、普段からものすごく“大食い”だという前田は
「さっきもお弁当2つ食べました。お腹があまり減らないっていう人が羨ましいです。
焼肉も週3回くらいで行きます」
と告白し、鶴瓶も驚いた様子を見せた。
さらに、鶴瓶が、先日テレビドラマの地方ロケで前田と同宿だったという
女優・山口智子から聞いた話として、前田が温泉に入る際に体を隠さず堂々として、
さらに湯船につかりながら携帯電話でメールをしていたというエピソードを明かすと、
前田は
「そうです。山口さんもそのまんまでいらっしゃる方なんで、いいかなって」
と照れながら認めた。
このほかにも番組内では、
「ひとりになって、たくさん主演を務めるのはこわくないか?」
と聞かれた前田が
「AKBをやってる時にひとりで主演っていうほうがこわかった。
『AKBから来てる』って自分でも思っちゃうから、
(撮影現場で)どう居ていいかわからないっていう」
「もうひとりは慣れました」
と語るなど、卒業から約2年が経過した今では、
AKB48時代に背負っていたプレッシャーから解放されたかのように、
番組内ではしきりに笑顔でリラックスをしている様子を見せた。
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前田は05年にオーディションで第1期生としてAKB48に加入し、
09年と11年の「シングル選抜総選挙」で1位になるなど人気を集めたが、
12年に同グループを卒業。
以降、女優として数多くのテレビドラマや映画へ出演するほか、
歌手としては3月にシングルCD『セブンスコード』(キングレコード)を発売するなど、
幅広く活動している。