日本の役者は俳優業に専念するのに、なぜハリウッドスターは映画製作まで手掛けるのか | 芸能 ニュース 速報

日本の役者は俳優業に専念するのに、なぜハリウッドスターは映画製作まで手掛けるのか

8月12日に公開となる「ツリー・オブ・ライフ」。ブラッド・ピット(以下ブラピ)とショーン・ペンの2大スターの共演が話題の同作だが、製作にもブラピの名があり、製作会社の1つがプランBエンターテインメント。実はこの会社、ブラピと彼の前妻ジェニファー・アニストンらが設立した映画制作会社で、「トロイ」や「チャーリーとチョコレート工場」「キック・アス」など、様々なジャンルの作品を手がけているのだ。
また、ブラピ同様、トム・クルーズ、ウィル・スミス、レオナルド・ディカプリオ、ドリュー・バリモア、ナタリー・ポートマン、アシュトン・カッチャー、メル・ギブソンといったハリウッドスターが製作&制作会社も手がける一方、キーファー・サザーランド、サラ・ジェシカ・パーカー、マーク・ウォールバーグなど、製作だけを手がけるスターも多い。さらに、TVドラマとなると、「BONES-骨は語る-」のデヴィッド・ボレアナズ、「ゴシップガール」のアンドリュー・マッカーシー等、プロデューサーのみならず、出演作で監督を務める者も!
日本の役者の場合、俳優業のみに専念し、プロデューサーや製作まで手がけることは滅多にないのだが、なぜこうもハリウッドでは多いのだろうか。関係者に聞いてみた。 「自分が出演と製作を兼ねた作品が当たれば、出演料だけでなく、製作でのお金も入ってくるため、そこは魅力なんだと思います。それに、彼らはネームバリューもあるので、スポンサーからお金を出してもらえる可能性が高くなる。結果、よりよい映画となって作品はヒットし、見返りも大きいというわけです。ただ、彼らのインタビュー等に立ち会うと、役者をやっていると『つくる側』に立ちたくなるようです。映画には『何かを創造する』魅力があるからこそ、役者だけではなく、監督やプロデューサーも兼任したくなる、と。特にTVシリーズの場合は、スタッフとの付き合いが長く、そのぶん色々と口出しができるので、その傾向が高いかと思います」。
とはいえ、誰も彼もがプロデューサーになれるわけではないだろう。
「基本的には、頭のいい人でないと無理です。それに、ビジネス的な視点も持っていないと厳しいでしょう。どのような作品が時代とマッチし、ヒットするのか――やみくもに映画を作ってヒットするほど、映画は甘くありません」。
そして、こう話す関係者も。
「今はトップスターの地位に君臨して稼いでいても、落ち目になって収入はゼロに等しい、なんてことはザラです。だからこそ、制作会社を設立したり、製作を務めておくことが大事なんです。現場のイロハや映画のシステムを熟知しておけば、役者としてはダメでも、製作として稼げる道が残されますから」。 ということは、秀作やヒット作をプロデュースし、そこに自分が出演すれば、トップスターの地位も守れる。 あっ、でも、賢くなければ……歯がゆい思いをしているスターは、案外多いのかもしれない。



(msnニュースより引用)


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