演歌歌手を差別的に「川原乞食」という方がいます

川原乞食を改めて調べてみると以下の様にでてきます

 

歌舞伎が近世初期の京都四条河原興行に起源するところから》歌舞伎役者などを卑しめていった語

河原者(かわらもの。河原乞食・河原人とも呼ばれる)は中世日本の代表的な被差別民の一種である。

 

現代語の「河原乞食」は、俳優などの芸能人が自らを嘲る呼称や、芸能人を蔑む呼称となっている。

東野圭吾の小説『手紙』でも、中卒の兄(肉体労働者・犯罪者)を持っている主人公

(小説版のミュージシャン、映画版のお笑い芸人)が富裕層から差別される場面が重点的に描かれており、

芸能人が差別や軽侮の対象であることが暗示的に描写されている。

 

差別的な表現についての問題についてはここでは省略させていただくが
音楽業界に限って言えば川原乞食を現代的な表現に直すと「ストリートミュージシャン」とも

言えるだろう
演歌界ではもしくは報酬のないスナックやカラオケ喫茶での「キャンペーン」がそれにあたるであろう
それなりの技術と芸術性を兼ね備えていないと全く相手にされない「アメリカのストリートミュージシャン」と
違って日本の場合必ずしも音楽技術と芸術性が伴っていないのが実情と言われています

お客やお店に媚びることだけで、高い音楽性や芸術性を持たないで、有名レコード会社から

CDを出しているという看板だけの歌手がいるとしたら、それを「川原乞食」というのは
高い技術をもって芸を見せることができる「川原乞食」に失礼にあたるとも言えるだろう
歌舞伎が今や芸術と称されるように高い芸術性を持ち合わせていたが世の中がそれを理解できずに
卑しめていた時代であっただけである
 

高い音楽性や芸術性・技術を持たず客に媚びるだけで活動するミュージシャン・歌手を
現代ではどのように称すれば良いか?
皆さんも一緒に考えてみて下さい