こんにちわ、学生です。

ファイナリストがついに発表されましたね。

正直予想はしましたが、こんなに誰が行くのか分からないのは初めてでした。

 

見た後に書いた予想が↓の記事なんですが、

 

 

まー外してます。ただ、外すだろうなって分かったくらい難しかったです。

 

何が難しいって、明確に通過したと確信できるコンビが1組もいませんでした。

 

唯一私の中でここは行ってないときついなと思ってたのはカベポスターくらいで、そのカベポスターも絶対とは言い切れないくらいの感じでした。

 

良い意味で過去一番突き抜けたコンビがいない準決勝でしたね。

ということでここからは1組ずつ、ネタバレはせずに軽く感想を書こうと思います。公開されている3回戦と同じネタの場合だけ、何のネタだったかは書きます。

 

それと今回記者会見の司会が川島さんではなくなってましたが、もしかして審査員側にまわるのか?と思いながら見ていました。

 

【1. 金属バット】

ワイルドカードからの初決勝を期待していたのですが、面白かったものの賞レース向けという感じではなくて、むしろ普段の舞台っぽいネタでした。

 

【2. カゲヤマ】

基本は3回戦のネタと同じでしたが、4分尺なのでプラス要素があるという感じでした。

ウケていたんですが、3回戦でネタバレをしているということもあって、決勝に行くにはちょっと物足りない量なのかなという気はしました。

 

【3. シンクロニシティ】

2020年だったかの予選でもやっていたネタがベースになっていましたが、その頃からかなり改良されてとんでもなくテンポが良く構成がすごいネタになってました。

 

【4. ママタルト】

Aブロックの中なら突破してもおかしくないくらいのウケ量で、ここに来て1番の笑いが来たかなという感じでした。

ネタの流れでの盛り上がりを重視したようなくだりがあったんですが、個人的にはもっと単純にインパクトのあるワードで勝負しているママタルトの方が好きかなぁという感じでした。ただもちろんすごく面白かったです。

 

【5. ハイツ友の会】

準々決勝のネタと同じで、私はめちゃくちゃ面白いと思っていたネタだったんですが、どうも準々決勝の時ほどウケは良くないように感じました。

西野さんがいつもよりも気合が入ってるというか、良いことなんですけど、ハイツの魅力である淡々とした感じがなくなってしまっているように見えました。

 

【6. THIS IS パン】

すごく良いコント漫才で、吉田さんのツッコミ力の高さが存分に感じられました。

ただ私の想像力不足のせいなんですが、途中描写が分かりにくいところがありました。

 

【7. カベポスター】

例年通りAブロックから1組は出るであろうことを考えた時に行ってるだろうと思ったのがカベポスターでした。

M-1決勝でやったら優勝まで見える。と思ってたネタをまさにやってくれて、本当に素晴らしかったです。

 

【8. 令和ロマン】

このBブロックになった途端明らかにウケ方が変わって、正直通ったでしょと思うくらいにウケてました。

最近はしゃべくりもやる令和ロマンですが、やっぱりコント漫才が1番合ってるなと感じました。

 

【9. 真空ジェシカ】

ここが1番微妙なところでした。めっちゃウケてましたし面白かったんですが、伝わるボケと伝わらないボケがハッキリ分かれていて、その点で予想からは外していました。

オチが真空ジェシカらしくないというか、なんだかマヂカルラブリーを思い出しました。

 

【10. かもめんたる】

伝わる人にしか伝わらないの究極形みたいなネタでした。やはりこの人たちは普通では終わらないなと。

下ネタが深かったので通らないだろうなとは思いながら見ていましたが、単純にウケもBブロックの他のコンビに比べると多くはなかったように見えました。

 

【11. マユリカ】

準々決勝と同じネタながらすごくウケてましたし、私は行ってもおかしくないなと思いました。

ただ今回のファイナリストを見ると、王道のコント漫才が綺麗に1組もいなくて、今は本当にこういう漫才が上がるのは厳しいように感じました。

 

【12. キュウ】

めちゃくちゃ面白くて、前半のウケ具合がすごかったです。

中盤笑いが収まるところがあるも、上手くその間の時間を調整して後半にまた盛り上がりどころを持ってきていました。本当面白かったです。

 

【13. ミキ】

ミキはものすごくどっしりしていて、M-1ということを感じさせなかったですね。

それがある意味突破を難しくもさせているような気もします。単純にウケ量でいうと前半の笑いが少ない時間が長かったかなという印象でした。

 

【14. ヨネダ2000】

ヨネダが通ったのは意外でした。個人的には去年通らなくて今年なのかという印象です。

もちろんウケは物凄かったんですけど、どうにもYMCA寿司ほどのインパクトは感じられませんでした。

 

【15. ケビンス】

すごく面白くてウケも良かったんですけど、先ほどのマユリカと同様超王道なコント漫才でした。

からし蓮根が王道のコント漫才の中では1番ウケてたかなという印象だったんですが、そのからしが落ちている時点で本当コント漫才に厳しい審査だったと思います。

 

【16. ダンビラムーチョ】

演歌のネタでしたが、やっぱり歌ネタは歌が上手ければ上手いほど面白いですね。

ただ今のM-1でオリジナルソングネタで決勝行くのって相当難しい気がします。

 

【17. ダイヤモンド】

正直に言うと、ここが1番通過したのが驚きでした。

もちろん面白かったんですが、もっとウケたコンビはいたので予想には入れづらかったです。中盤に笑いどころがあったんですが、そこ一本で割と通ったんじゃないかと感じました。

 

【18. ビスケットブラザーズ】

準々決勝と同じしゃべくりネタだったんですが、面白かったですし笑いの量も多かったです。

私は通ったと思うくらいでしたが、しゃべくりでもコント漫才と同じくらい高いクオリティのネタができるということを示したと思います。意外とコント漫才よりも結果を残しやすいかもしれません。

 

【19. ヤーレンズ】

ヤーレンズを予想に入れてたのは正直前評判的な部分が多くて、変えるとしたらロコディだなと思っていたのが本音です。

やはり超王道のコント漫才でここも落ちているので、今回は王道組が損をした形かもしれません。面白かったです。

 

【20. ななまがり】

ななまがりは落ちたのが不憫なくらいウケてましたし面白かったです。

今回コント漫才の中でもイロモノ枠が通っている印象なので、結構惜しかったんじゃないかなと勝手に思っています。

 

【21. ウエストランド】

ここ最近見た中でも1番面白いネタでした。ただ各方面に毒を吐いていてテレビ的に通るのか?と思って予想からは外しました。

私のようなお笑いの感想書いているような奴を斬っているようなところもあって、本当面白かったです。

 

【22. さや香】

Dブロックは本当にどこも同じくらいウケていたので、私は行ったんじゃないかと思うものの確信は出来なかったです。ただ行けて本当に良かったです。

さや香は2017年とはボケもツッコミも入れ替わっていて、かつネタのタイプも大きく変化したので、1番成長を見せられる返り咲き組な気がします。

 

【23. ストレッチーズ】

すごく面白くて後半のウケ具合は物凄かったです。理詰めというのが正しいのかわかりませんが、本当に頭の良いお笑いだなっていう感じでした。

ただ前半のフリ部分が少し長すぎたのが影響したのかなと思いつつ、ダイヤモンドが通ってるのでよくわからなくなりました。

 

【24. コウテイ】

通ってもおかしくないくらいウケは良かったものの、やはり今のコウテイは王道寄りに入るのかなというところで、少し通過しづらいところはあるかもしれません。

今年これだけ王道が落ちてるので、来年コウテイはあるんじゃないかと思ってます。

 

【25. オズワルド】

オズワルドは昨年と違って間違いなく行ったと言えるレベルではなく、面白かったんですがオズワルドっぽくもないネタでした。

以前も書いた通りやはり4年連続ストレートは難しいなと。意図的に制限しているのではないかと思うくらい厳しいです。

ただ今年に関してはオズワルドと同じくらい、もしくはそれ以上にウケたコンビがいたので納得ではありました。

 

【26. ロングコートダディ】

準々からウケてましたが、ここは通っても通らなくてもどっちの可能性もあるなという風に配信では感じました。

会場だとイチウケと感じた人が多かったみたいですね。私がこのネタの原型を初めて見たのはマラソンとのコラボ特番で、その改良版を見たのが2月のM-1ツアーでしたが、初見だとめちゃくちゃ面白いので楽しみです。

 

【27. 男性ブランコ】

まさか男性ブランコがこういうネタをやるとはっていうネタでした。いや本当面白かったです。

色んな人の予想を見ていても男ブラは入っていて、あぁやっぱりこれは入れたくなるよなぁという感じでした。コント漫才としゃべくりの狭間みたいな、不思議なネタでした。マヂラブの毒ヅメを思い出しましたね。

 

【28. からし蓮根】

からし蓮根は今年のウケ具合で行けなかったのは本当残念としか言いようがないですね。

これで行けないというのは、もう最初から王道のコント漫才は通さないつもりだったんじゃないかと思うくらいには、ウケてましたし面白かったです。

 

 

ということで軽くですが28組の感想でした。

いや〜面白い結果になりました。

 

こういう全く予想もつかないというか、突出したコンビがいない予選の方が、結果が出るまでのワクワク感は大きいなって思いましたね。

ウケ量で判断できないくらいの方が、どのコンビにもチャンスがある感がありますし。

 

ただ今回のファイナリスト見て思ったのが、毎年なんだかんだしゃべくりとコント漫才の割合が半々くらいになるんですよね。

しゃべくりが基本的にコント漫才より少ないことを考えると、しゃべくりをやった方が決勝に行くには少しだけ有利かもしれないと思ったり思わなかったり。

 

今回はここまでです。

お読み頂きありがとうございました。また決勝の順位予想もしようと思ってます。ありえないほど難しいですが。