こんにちわ、学生です。

 

↑から前回の記事をご覧頂けますので、まだ見ていない方はぜひ。

 

 

【10. ダブルヒガシ】

ダブルヒガシはここ最近の伸び具合が本当に目覚ましいですよね。

シンプルに笑える一番強いタイプの漫才だと思ってます。

 

「マジで?」っていう一拍を置いてからのツッコミ。形は分かってるのに何回見ても面白いんですよ。

これのすごいところが「マジで?」というワードそのものがウケてることなんですよね。

 

あまりにもシンプルなんですけど、そのシンプルさが故にテクニックの部分が際立っているんだと思います。

 

かと思えばいい湯だなの字余りボケのような、激長ワードでも笑いを取れるんですよね。

なんというか、緩急をつけるのが物凄く上手いです。

 

相変わらずダブルボケスタイルも面白くて、しかもそれが何の違和感もありません。

大抵ダブルボケスタイルって、「はいここから入れ替わります」みたいな切り替わりのタイミングがあるんですが(わかりやすいところで言うと笑い飯など)ダブルヒガシにはそれがなくて、自然に、気付いたら入れ替わっています。

 

正直ダブルヒガシは今回通過しても良いくらい面白かったですが、残り2回の間に確実に通過するでしょう。

 

 

【11. チェリー大作戦】

チェリ大は毎回ネタの形を変えていて、常に新鮮な気持ちで見られるコンビです。

別のコンビと言われても気付かないくらい、ネタのバリエーションが豊富です。

 

今回のネタは宗安さんがコントインしないタイプのネタでしたが、ところどころ神様役をやるような部分もあって、意外と珍しい形だと感じましたね。

 

何が珍しいかといえば、キテレツさんがコントインして、役から抜けた後に今度は宗安さんが神様役に入る。つまり二人がそれぞれでコントインしてて同時にコントに入ってるパートがないんですよね。

これが私にはすごく新しく見えました。

 

そして今回のネタの一番の笑いポイントであるウルトラマン。ここ爆笑しましたね。

 

ボケは勿論面白いんですけど、何より宗安さんのツッコむタイミングの素晴らしさ。

あれ以上にベストなタイミングって絶対ないっていうくらい完璧で、本当に面白かったです。

 

個人的にあのボケツッコミは今まで見たチェリー大作戦のネタの中でも一番でした。

 

 

【12. 天才ピアニスト】

天才ピアニストは今回惜しくも3位という結果でしたが、あの点数ならもう敗者復活枠にはほぼ食い込んだのではないでしょうか。

 

やはり天才ピアニストは最近の女性漫才師の中でも頭ひとつ抜けている気がします。

大悟さんもベタ褒めでしたけど、竹内さんのツッコミは唯一無二なんですよね。

 

間だったりテンション感だったり、ワードセンスだったり、他の女性漫才師さんにないものを持っていると思っています。

余談ですが、個人的に今若手女性芸人さんで群を抜いてるなと思うのは竹内さんとぼる塾のあんりさんです。

 

竹内さんにばかり言及しましたが、勿論ますみさんも凄いです。

演技力が高くて、コントだけじゃなくしゃべくりも上手いんですよね。

 

表情も素晴らしくて、特に「言い訳が太ってるよね」とツッコまれた時の顔が絶妙です。

天ピは7年目とは思えないくらい凄まじい伸び方をしてるので、今後がますます楽しみです。

 

 

ytv選考会ROUND1の感想は以上です。

今回は全体的に平均が高い大会でしたが、ウケ量が明確に少ないコンビが1組もいなかったのは初めてだったのではないでしょうか。

 

漫才劇場メンバーのレベルの高さを改めて認識させられた回でした。

ここまでお読み頂きありがとうございました。