こんにちわ、学生です。
↑にM-1グランプリ2022の感想をまとめていますので、ぜひご覧頂ければと思います。
【侍スライス】
侍スライスは結成2年目にして準決勝へ進出した2018年から、毎年準々決勝までは安定して進んでいるんですよね。
安定の面白さで、ネタの芸風は毎回同じでも笑ってしまうんですよね。
今回のネタは過去見た中でもトップクラスに好きでした。
彼らのネタは中卒と言いながらも、本当に良くできてるんですよね。
構成も綺麗ですし、自分達のキャラクターの引き立て方を完全に理解しているようなネタが多いです。
ただ今回のネタは、どちらかといえば勢いで行ったれ系というか、語感で笑いを取りにきてる感が強かった気がします。
個人的に思ってることですが、何を面白いと感じるかを感覚でわかっている方って、地頭がいいんだろうなぁと思います。
最初の「カスタム上手ない?」も、「カスタム」というワードをチョイスしてるところが素晴らしいです。たった1ワードであれだけウケるのは圧巻でした。
【マルセイユ】
私がマルセイユを初めて見たのは2015年のytvで、めちゃくちゃ面白いなって思ったんですよね。
ただM-1では如何せん厳しく、2019年、2020年と準々決勝まで進めず、昨年3年ぶりに準々決勝へ戻ってきました。
それとマルセイユは毎年1回戦のトップ3には入ってるイメージもありますよね。
それは置いておきまして、今回も彼らの特徴であるリズム感を活かしたネタでした。
お二人とも若手と言うには長い芸歴ですが、そう感じさせないほど芸風が若いんですよね。
ただ今回面白いなと思ったのが、津田さんと別府さんが途中でボケツッコミ入れ替わった点です。
マルセイユはやはり津田さんが終始ツッコミというスタイルのイメージが強いんですが、かなり早い段階で津田さんがボケ側にまわってるんですよね。
ここがすごく新しさを感じたところで、もちろんボケツッコミを途中で入れ替えるというのは決して珍しくありません。
ただ、それをマルセイユがやっているというところに私は面白さを感じたんですよね。なんというか言葉で言い表しにくいんですが、彼らがこういった要素を取り入れていることが私には新鮮でした。
【ZUMA】
ZUMAは昨年の準々決勝がイチウケと言われ、しかし準決勝に上がれるようなネタではないだろうということで話題になりましたね。
そんなZUMAが今年は1回戦の1位というのは感慨深いものがありますね。
昨年は準々決勝の配信チケットを買わなかったことを後悔した記憶があります。今年こそ買おう。と今のところ思ってます。(っていうか生で見たいです)
彼らこそ感覚でお笑いをやっている芸人の代表格な気がします。今回のネタを見て改めてそう思いました。
フースーヤとかも言ってしまえばその類なのかもしれないですけど、それでちゃんと面白いのが凄いですよね。
かと思えば松竹芸能への偏見のくだりみたいなテクニカルなボケもあって、本当に器用だなって感じです。
ツッコんでる感もあるんですが、どちらもハッキリとしたツッコミという感じではないんですよね。
これが面白いところで、散々強烈なインパクトをボケで残しておきながら、しっかりはツッコんでないという。本当に感覚のお笑いだなと思います。面白かったです。
ということで今回はここまでです。
毎年そうですけど、1回戦ってレベルの高い芸人さんがやたら集中してる日がありますよね。
お読み頂きありがとうございました。