大曽根('13.12.13)
徒歩12分ほどで、徳川園の北側・大曽根口に着いた。
尾張徳川家の屋敷だった所だ。
(美術館との共通券¥1,350、徳川園だけなら¥300)
園内に入ると池(龍仙湖)があり、対岸に観仙楼という建物を望める。
紅葉はもう終わったかもしれないと思っていたが、鮮やかな赤色を保つ木もあった。
赤い木々が、葉を落とした木と、緑の松との間で、アクセントになっている。
ソテツに菰(こも)が巻かれている。
地域によって巻き方が異なるそうで、4種類の巻き方が再現されていた。
観仙楼側からは、ビルの手前に池を眺める形になる。
都会の中の庭園ならではの景色。
徳川園は、戦時中に空襲で焼失して以降、ごく普通の公園となっていたが、2004年に改修されて、日本庭園に生まれ変わった。
見事な紅葉が見られる木もまだあった。
西湖堤。中国の西湖の堤防を模している。
龍仙湖から離れて石段を上る。
ピンク色のサザンカがきれい。
四睡庵という小さな建物で、金魚が展示されていた。
愛知県弥富市の弥富金魚だそうだ。
大曽根の瀧の周りを、淡く色づく紅葉が囲む。
こちらは龍門の瀧。
もとは尾張家の江戸下屋敷に造られた滝だった。
下屋敷跡地にあたる早稲田大学で、1998年に発見された遺構の石材を、この地まで運んで、滝を再現したそうだ。
売店で、有松絞りのストラップを購入。
徳川園のホームページはこちら
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第179回 葵の御紋と葵の上(大曽根→上飯田→黒川→上前津→名古屋)
第178回 中日復活へのスタートライン(ナゴヤドーム前矢田)
第177回以前