ピアノレッスン
さっきNHKでやってたピアノのレッスンの番組がすごく素敵だった。
巨匠に学ぶーみたいなやつ。
何か近所のおうちの同い年の子が出てるらしいというので観てたんだけども
そんなことより何より先生がすごーく魅力的だったんすよ。
確かマリア・ジョアン・ピレシュさん・・・だったかしら。
美しく素直な強いパッションを持っていて
真摯に音楽と遊んでいる感じのピアノを弾く方でした。
生徒たちに教えている時の言葉たちがどれも素敵でまるで映画のよう。
「あなたのピアノは歌っていないわ」「大事なのはファンタジーよ」という彼女にちょっとドキドキしちゃった。
あたしが男なら絶対好きになっちゃう。フランス語もたまらん。
あたしは唄を歌う人だけれど、楽器する人だって歌う人だなーってよく思います。
歌っていうのは情の流動線。もしくは夢幻?幻想。
芸術行為の本質みたいなものの名前だとあたしは思っています。
歌のないベース、ドラム、ギター、ピアノ・・きっとつまんないよね。
テクニックばっかりじゃ味気ないじゃんてことです。
楽器だからといって歌心を忘れちゃいかんいかん。
唄う人はもっと忘れちゃいかんいかん。日々精進。