静かで小さな電動歯ブラシが大人気!オフィスでの「昼みがき」が当たり前になる日 | にゃん吉くん12のブログ

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日本人の約95%は“毎日”歯を磨いているそうだ。では、勤務先や外出先で昼食後にも歯を磨いているという人は、どれくらいいるのだろうか?

 パナソニックの調べでは、OLの半数近くは毎日「昼みがき」を実践しているという。それに対して、磨かないOLの割合は15%に留まる。筆者がオフィス勤めをしていた10年ほど前は、昼食後に歯磨きする同僚は間違いなく少数派だったことを考えると、「昼みがき」の習慣は、働く女性を中心に急速に根付いてきたと言える。

 ところがパナソニックの調べによると、OLをはじめとする女性の「昼みがき」率がこれほど高いにもかかわらず、つい最近まで「昼みがき」における電動歯ブラシの使用率は皆無に近かったという。職場で歯磨きをすることが多いため、サイズや動作音の大きさがネックになっていたようだ。

「ならば」ということで、同社がこの3月に市場投入し、4月から本格販売を開始したのが、従来品を小型化して動作音を抑えた携帯型の電動歯ブラシ「ポケットドルツ」である。

 その注目度は想像以上に大きかった。パナソニックでは、従来から「ドルツ」ブランドで電動歯ブラシを販売していたが、この「ポケットドルツ」の投入により、なんとドルツ全体の売り上げが対前年同週比で700%を超えたという。

 価格がお手頃なこともあるだろうが、景気がパッとしないこの時期としては、驚異的とも言える伸び率である。

 一見、マスカラを思わせるおしゃれなシルエットや、「直径2cm×長さ16cm」とポーチへの収まりがよいコンパクトさからもわかるとおり、従来品の「いかにも歯ブラシ」的な野暮ったさがない。単4形乾電池の重量を含めて重さも45gと軽く、持ち運びも便利そうだ。確かに「これならイケる!」感はある。

 ちなみに、電動歯ブラシの普及率は目下のところ約15%。パナソニックは「手歯ブラシからの買い替え需要を狙っている」そうだが、狙い通りにいくかどうかについては、実はこの15%という数字がミソとなる。

 一般的なマーケティング理論によると、商品やサービスの普及率に一気に弾みがつく分岐点となる「クリティカル・マス」に相当する普及率は、16%と言われている。したがって、この理論によれば、同社の予想通りに「ポケットドルツ」は普及する計算になる。

 もちろん、商品そのものの魅力だけでここまで売れたわけではないだろう。販売好調の背景には、いくつもの仕掛けがある。流通チャネルの工夫はその一例だ。

 パナソニックは、自社製品の主な流通ルートである家電量販店ルート以外にも力を入れており、ドラッグストアなどでは歯ブラシの横ではなく、化粧品の横に「ポケットドルツ」が置かれている。

 また、赤、オレンジ、ピンクの3色については、女性誌とのコラボカラーとして売り出したりもしている。このような工夫の結果、流通ルート全体から好意的に受け入れられているそうだ。

「それでもオレは手歯ブラシ派」を自認する方、この映像「手磨き vs ドルツ」をご覧あれ。筆者もコレで考えを改めました。

(吉田克己)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100607-00000000-diamond-bus_all