コミセンのコンサート「コミュニティ音楽館」の打ち合わせでは、コンサートのテーマ、タイトル、だいたいどんな曲を演奏するかを決めました。出演は声楽がKさん、ヴァイオリンが私、ピアノがTさん。


タイトルは「春のさえずり」となりました。

春らしい曲や、鳥にちなんだ曲なども散りばめて、曲目を決めていきました。


その中でもピアノ弾きとはいえ、作曲家である彼の作品をヴァイオリンで1曲、声楽で1曲演奏することになりました。


当時Tさん(現在の夫)は、今書きかけの曲があるから、完成したら楽譜を送りますとのこと。しばらく楽しみに待っていました。


この頃までには送ると言っていた日からだいぶ経ったある日、楽譜が郵送されてきました。


楽譜には「夜鳴き鳥」というタイトルが書いてありました。


あ、鳥なんだ!と思った。


そしてその楽譜は、手書きの総譜でした。(ピアノの譜面の上の段にヴァイオリンの譜面が書いてある)


へえー手書きなんだ。。そしてパート譜無しか。。


と思った。


パート譜がないということは自分で総譜を切り貼りしてパート譜作らなきゃいけない。

ちょっと面倒。


と思いつつ、まだ時間あるからしばらく放置してしまいました。


つづく