『スリザー』&『アタック・ザ・ブロック』 | へちまとろん

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怖いもの見たさで生きている2人のブログ。

たまに本とか作ってイベントに行きます。

改めまして、明けましておめでとうございます。

昨年は例年以上に放置気味で申し訳ありませんでした。
久世さんはちょくちょく更新してくれてましたが、そもそも5月あたりでリレー漫画・小説をアップしていきますと言っていながら僕が二回目にしてすっぽかしてしまったのが発端でした。すいません。
もう少ししたら続き(?)をあげたいと思います。それ以外は特に話題にできるような趣味
もないので、あいかわらず適当に絵をあげたり、だいたい最近見た映画のことぐらいしか書いていけないと思いますが、よろしくお願いします。


昨年もレンタルで見た映画、特にモンスターやクリーチャーが出てくる映画で印象に残ってるのは『スリザー』『アタック・ザ・ブロック』です。どっちも隕石の中から出てきて周辺の人間を血祭りに上げちゃうエイリアンものですが、前者は寄生ゾンビ型、後者は徘徊狩猟型と趣が違います。



『スリザー』はアメリカの田舎町が舞台で、ヒロイン(美人教師!)の旦那が、森で隕石から出てきたイモムシ状生物に刺されたことから異変が始まります。刺された部分からは二本のグロテスクな触手が生え、何かの衝動に駆られスーパーで大量の生肉を買い始めます。そして、鹿の狩猟解禁の日、平和な町を地獄に変える、ある恐ろしい計画を実行に移します・・・


とにかくキモいクリーチャー描写のオンパレードです。旦那は体が変異して醜悪な“イカ親父”になるし、彼の触手に刺された人間は生肉に飢えたゾンビのようになり、産み付けられた幼体の養殖袋になってしまいます。宿主の体を突き破って出てくる幼体はヒルのような体で群れを成して這い回り、手当たり次第に町の人間の口に侵入し寄生します。

そんな感じで画面的にはなかなかグロいですが、町の人間がちょっとクセのあるキャラで人間関係が面白く会話の端々にブラックジョークが散りばめられていて笑えます。



『アタック・ザ・ブロック』はイギリスの低所得者層の住む団地が舞台で、例によって冒頭、隕石が落ちてきてきますが、そこから出てくるのは毛むくじゃらのゴリラみたいなエイリアンです。遭遇するのは団地に住む武装した悪ガキたち。一匹目は小さく、爆竹やバットであっという間にやっつけますが、それがメスだったため、後から続々と飛来するゴツいオスに団地中で追われる羽目に・・・。


オスエイリアンは全身真っ黒で、歯や口内のみが上のイラストみたいに発光しています。それが町の暗がりや団地の廊下で何匹もうろついてる様は恐怖心をあおられますが、悪ガキ達は逃げ回りながらも果敢に応戦します。エイリアン以外にも、悪ガキにカツ上げされた看護師とその容疑で追う警察、部屋で大麻栽培して終始ラリってるオッサン、ヤクの売買で団地辺りを牛耳ってるチンピラとかが物語に絡んできて面白いです。また、ただの不良少年だった悪ガキ達のリーダー・モーゼスが結果的に団地を守るヒーローになる流れが自然で良かったです。


余談ですが『スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』を見てきたんですが、パンフレットを見るまでフィン(予告でストームトルーパーのカッコでテンパってる人)が『アタック・~』でモーゼスを演じていた子とは気づきませんでした。団地で凶暴なエイリアンどもと渡り合っていた不良少年が、数年後、銀河規模の戦争で帝国軍の戦闘員に大出世していたとは・・・(笑

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