劇団匂組第11回公演 『まほろばのまつり

 

 

 

 

第三回宇野重吉演劇賞最優秀賞受賞作品

信州木曽。平家の落人伝説が今なお残る榊村(架空の村)の榊まつりの日の出来事だ。
身重のありは旅芸人一座に捨てられ、それから15年。
日本は初めて迎える東京オリンピックに沸いていた。
ありは海野家の嫁として村に溶け込み、その夜産まれた赤子は、美しい少女となった。
旧家である海野家には姑の袈裟と、出稼ぎに行っている夫の宣治がいる。
更にもう一人。今年から夏季民宿を始めた海野家に、夏がすぎてもとどまっている斎藤。
素朴なだけでは生きていけない厳しい村の現実と、忌まわしい因習やしがらみ。
放浪と定住。
榊祭りの日。独りの農婦の(心の中の)革命のようなものを描いていく。
果たして、家を出ないノラは存在するのか?

期間:5月22日(水)~26日(日)

会場:座・高円寺1
東京都杉並区高円寺北2-1-2 JR高円寺駅 北口徒歩5分
℡03-3223-7500

*土日・祝日の中央線快速は高円寺駅に停車しませんのでご注意ください
*駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください

 

 

出演: 麻生侑里(海野袈裟)、本多真弓(海野あり)、紺野相龍(海野大造・村長)、永井誠(斎藤正志・助役)、和田裕太(海野宣治)、菊池百花(海野珠子)、飯沼りさ(郁子・女芸人)、生亀一真(英郎)、岡田千咲(女座長・農協職員)、小林もと果(ふき・もえ)、常深怜(精一)、西本亜美(美代・女芸人)、速名美佐子(八重・とめ)、福田治(村の駐在・旅芸人座長)、松井結起子(産ませお婆マツ・サヨ)、森島裕亮(弥吉)、由川信幸(基夫)。()内は、役名

作:     大森匂子
演出・美術:   原田一樹

音楽:    和田啓
舞台監督:      後藤恭徳(ニケステージワークス)
照明:    篠木一吉(創光房)
音響:    須坂あゆみ
衣裳:    鳥居照子
宣伝美術:  古木杏子
舞台写真:  喜多川裕
制作:    金坂吉雅

当日制作:      奥田英子
企画:    劇団匂組


協力:(株)地球儀 劇団NLT 劇団キンダースペース 劇団昴 劇団青年座 ざぶとん役者の会 下北澤姉妹社 スターダス・21Neu 西村有加 ヘリンボーン 方の会 (五十音順)

 

チラシ・ポスターは、こちら

タイムスケジュール:
5月22日(水)19:00
5月23日(木)14:00★  19:00
5月24日(金)14:00★  19:00
5月25日(土)14:00★  19:00
5月26日(日)14:00
(平日昼公演★には、託児サービスが有ります)

前売り開始:4月6日(土)10:00~

予約方法に関しては、
こちらをご覧ください

お問合せ:劇団匂組
メール:wagumiyoyaku@gmail.com

劇団匂組は、劇団青年座文芸演出部出身の劇作家大森匂子が、新劇の香りを紡いでいきたいと願い、自身の作品を上演する為、2010年に立ち上げた劇団です。