誕生から検査まで | 人生てさぐりやさぐれ日記

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乳幼児の頃からのアトピーに悩む32歳女。今年出産した次女がダウン症と判明。悩んだり迷ったり開き直ったりの日々を綴ったブログ。

2月26日、朝6時ちょうどに、女の子を出産しました。
3000gの立派な、とても可愛い赤ちゃんです。

出産自体は本陣痛から11時間、破水から1時間半と安産だったのですが、
生まれた赤ちゃんの呼吸状態が不安定で
生まれた日の午後に、別の病院のNICUへ搬送になってしまいました。

そこでの検査の結果、動脈管が閉鎖していないことによる血中酸素濃度の低下がみられると。

動脈管の閉鎖を待ちながら、だいたい1週間の入院が必要ですと。

ただただ、閉鎖だけを待っていました。

しかし、少し予定より入院が伸びた1週間を過ぎた頃、先生に夫婦揃って別室に呼ばれました。
病状の説明の後で、唐突に言われました。







ダウン症の疑いがあるかもしれません。







夫の顔が真っ白になりました。
夫は想像もしていなかったと思います。
私は元看護師なので、もしかしたら基礎疾患として先天性のものがあるかも、と頭では理解していました。
でも、やはり自分の子どものことなので、そんなはずない、先生も何も言わないし、と否定し続けていました。
その時はただ、気持ちを落ち着かせるために顔に笑顔を貼り付けたままでいることに必死でした。
きっと、ヘラヘラしているようにしか見えなかったと思いますが。


続けて、先生からは
現在の病状は軽いので、ダウン症かどうかを知ることにこだわらなくても良い。

もしダウン症と分かれば、今後、予防的に定期検査を受けられることや発達について考えることができる、というメリットがある。

検査をしてみて、ダウン症ではないという可能性もある。

ということを説明されました。
説明の後で、夫と少し話し、先生に検査をお願いしました。


そしてその夜、ただひたすら泣きました。
まさか、私の子どもがこんなことになるなんて。
決して高齢出産ではないのに。
なにか悪いことをしたのだろうか。
娘の将来はどうしよう。
私が死んだ後は?
もしかしたら娘を先に看取るようなことになるかもしれない。


まだ検査の結果は出ていません。
面会に行くたび、頑張っている娘をみて、
ダウン症じゃないかも。やっぱりダウン症かも。
そう考えてしまう自分がいます。
ただ、娘を抱いていると、どんな結果であれ、1日も早く自宅に連れて帰りたい、一緒に生活したいとも思います。

このブログを見て不快な思いをされる方がいらっしゃるかもしれません。
でもこれが、今の私の正直な気持ちです。