新宿御苑の温室の花

　東京遊山の最後はやはり花を愛でるために「新宿御苑」を組み込んでいました。ここはいつもJRで移動するので、千駄ヶ谷御門から入園するので温室には行ったことがありませんでした。今回は南北に縦断して真っ直ぐ温室に向かいました。

巨大なガラス張りの建物が温室です。

　入り口にはリュウゼツラン科の「ダイビリュウ」とアロエが植えられています。今年は我が家もアロエが花を咲かせましたが、ここでも盛大に咲いています。ここ新宿御苑は国民公園ということで、無料開放日が設けられています。今年は、

○4/29(火)昭和の日

○5/4(日)　みどりの日

○5/5(月)　こどもの日

○6/7(土)　環境の日(6月5日)に近い前後土曜日及び日曜日

○6/8(日)　環境の日(6月5日)に近い前後土曜日及び日曜日

がその日に当てられています。GWが狙い目ですね。

音室内は右から入って回遊しまた入り口に戻ります。現在は左側は閉鎖されています。

ルリイロツルナス

　さて、エントランスを入ると温室内にはトイレを囲むようにたくさんの蘭が栽培されています。ただ、ランは種類が多いのが品種の説明はほとんどありません。

カクチョクラン

シンビジューム　3品ビューティ

ベコニア

アナナスの仲間

ハイビスカス　アーノッティアス

ヒスイカズラ

アラビアコーヒー

クテナンテ・リュベシアナ

ハナキリン

カカオの実

メガスケパスマ・エリスロクラミス

アフリカホウセンカ

ツンベルギア　マスソレンシス

コロカシア　ブラック・マジック

ハランウチワ

オオベニゴウカン

レモン

ウナズキヒメフヨウ

ホウカンボク

キンググァバ

アマリリス

　この温室の北側には、吸温室の遺構があります。明治26年(1893)から大正3年(1914)にかけて建てられた初期の温室の遺構で、平成22年(2010)の埋蔵物発掘調査で出土しました。温室の一番東側の基礎部分で、基礎石部分の上に切石、さらに煉瓦が積まれた構造をしていました。