イージーリスニングレコードのレーベル 2 | geezenstacの森

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 ポールモーリアの次に聴き始めたのはレイモンルフェーブルでした。最初のアルバムはまだムードミュージックと呼ばれていた時代のもので、外国の女性の顔がアップで写っているような代物で、学生の身ではちょっとこっぱずかしい気分だったのを覚えています。

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 外国でもそれは同じだったようで、イギリス盤も同様でした。1971年発売のこのアルバムは、レイモンルフェーブルの顔がアップで写っている最初のアルバムです。レコードばんごうからするとこれはサンプラーに近い内容で、悲しみのシンフォニーからマミーブルー、パリの操り人形などルフェーブルのヒット曲が収録されています。

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 こちらはレギュラープライスのもので、521シリーズで発売されました。ところで、日本ではバークレイはキングレコードから、最初はセブンシーズの下で発売されましたが、イギリスではRCAから発売されていました。

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 プウルセルのレコードは、日本では「ODEON」レーベルで発売されました。ビートルズの初期はこのレーベルだったことからポップスのレーベルのようなイメージがありますが、本家のイギリスではクラシックでも使われていて、小澤征爾の初期の録音は「ODEON」から発売されていました。これはプウルセルラヴコレクションという1500円盤のシリーズの一枚目です。

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 フランク・プウルセルは小生の中ではマイナーでした。日本では東芝が力を入れていましたが、本家のEMIは英国のミュージシャンをせっせと売り込んでいましたから、プウルセルの新譜は余り見た記憶がありません。

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 1970年代の初めは、ポップクラシカルが流行していました。その火付けがワルド・デ・ロス・リオスでした。日本ではコロムビアから発売されましたが、原盤はスペインの「ヒスパボックス」です。よほど売れたのでしょう、この「モーツァルトマニア」と題されたLPのレーベルは金色に輝いています。

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 これが本家のアルバムです。一番売れた「八つの偉大なシンフォニー」というもので、続編も作られました。

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 同じ「八つの偉大なシンフォニー」のイギリス盤です。「ハムレット」はA&Mの廉価レーベルです。ジャケットデザインもオリジナルを踏襲していて、コレクションのしがいがあります。